ワーママのミカタ

ワーママの見方と味方。ハレてもケでも子育て。

【人事の春】鉄のオンナ先輩が部長に。

 

巡り巡って鉄のオンナ先輩
 
私が心のなかで
「鉄のオンナ」先輩と
よんでいた大先輩が、
この度の異動で
わが部署のトップである
部長に就任されました。
ちなみにわが部署の歴代の部長はすべて男性。
 

鉄のオンナ先輩とは
当時まだわたくしが駆け出しの
20代の若かりし頃、
転勤先の本社でご一緒した先輩です。
 
栄転の道を駆け上っている
鉄のオンナ先輩ですが
巡り巡ってまたお仕事を
ご一緒することになったわけです。
 
仕事において
そつなし隙なし極めて完璧な
その仕事の姿勢は
相も変わらずであり、
女性初の役職を渡り歩いている
女性活躍の「顔」であります。
 
そんな鉄のオンナ先輩のもとで
働けるのは不思議な縁でもあります。
 
バリキャリな鉄のオンナ先輩は
はるか彼方の昇進街道を駆けていき
いつの間にかその背中も姿も
見えなくなってしまったと
思っていたけれど
こうして部署のトップとして
またご指導いただくことになろうとは。
 
全国規模の組織であっても狭い世界です。
 
鉄のオンナ先輩は、
次期役員候補間違いなしの
立ち位置にいるので、
女性活躍道まっしぐらです。
 
傍からはうかがい知ることの
できない葛藤や悩みなど
当然あることでしょうが、
仕事観とかキャリア観とか
機会があれば聞いてみたい。
 

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ワーママ「40代の崖」説。

40代ワーママのアンテナ
 
ここ数年、特に最近じんわり考えている
40代ワーママキャリアの模索。
 
今の仕事が好きでやりがいもあり、
職場の人間関係も良好、
待遇も満足している。
 
こんな三拍子そろった仕事で何が不満なの?
というと、不満は何もない
 
今の仕事を続けたい。
でも、この会社では数年先には
異動もしくは転勤がある。
 
全国転勤という会社の制度に則る以上、
これは逃れられない宿命。
 
ワーママには比較的配慮されている
ホワイト企業ではあり、
こどもが未就学児のうちは
ある程度の希望は通る。
 
が、こどもが小学校高学年あたりに
なってくると、
ひたひたと忍び寄る転勤の打診。
 
わたしもあと5年以内には
打診されてもおかしくはない
立ち位置にいます。
 
実際に同期男性陣は
みな既婚子持ちですが、
全国転勤の内示がでた結果、
家庭の事情により
同期男性陣みな単身赴任という現実。
 
「会社」という組織のなかでは、
異動があり転勤があるのは
当たり前のルールであり、
会社が求める人材になりうるべく
ジョブローテーションがあるのも
当然である。
 
当然ではあるが、
そのジョブローテーションと
キャリア形成を考えると、
ワーママとしての限界を
どうしても感じてしまう。
 
こども優先でいたマミートラック時代は、
消化不良のまま過ごしていた。
 
専門職に復帰して仕事への
やりがいが再浮上し、
仕事で貢献したいという気持ちは
当然ある。
 
で、「今」は良い。
今はこれで良い。
 
でもその「先」は?
 
どうキャリアパスを描くのか?
 
ロールモデルとなるワーママ先輩の
道を続くのか、続かないのか。
 
私が一番ひっかかるのは、
やはり「全国転勤」という仕組み。
 
独身時代はまったく感じたことはなかった。
「自由」を謳歌していた独身時代は
会社都合でどこにとばされようとも、
不満はありつつもそれを当然のごとく
受け止めてきた。
 
その中で評価されることを目指してきた。
 
でも、いま。
 
人生の「幸せ」を考えるとき、
会社都合でサイコロのように
ころがされる転勤や異動に
この先もなびいていくのか。
 
最近、ワーママはるさんネタが
つづきますが、2019年冬あたりの
Voicyが刺さりまくるのですよ。
 
とくにこの回も刺さった内容。
 
#232出世しないを選択したワーママがキャリアを語るな
 
前段として朝日新聞社の取材を受けて、
それがヤフーニュースで取り上げられて
コメントが盛り上がった(一部炎上)
という背景があるのですが、
記事でまとめられております。
 
 
40代ワーママの崖とは
 
このなかでワーママはるさんがいう
「40代の崖」説。
 
40代半ばになると、会社がお金をかけて育てようとする社員ではなくなります」。
 
その通り。
40代を超え「半ば」になると
会社側がコストをかけて
育てようとする人材ではなくなる。
 
なぜならばそのコストを
将来性のある20代、30代にかけたほうが
リターンが大きいから。
 
アラフォーのワタシには
この現実は至極自然に
受け入れられる実感がある。
 
40代はもう「のらりくらり」と
組織に居続けることはできない年代。
逃げ切られる今の50代とはちがう。
 
現に早期退職やリストラは
40代半ばから始まっている。
 
 
 
 
ではあるが、これを好機ととらえて
新たな舵をきって転職するのも
また選択肢。
 
会社の都合ではなく、
自分の視点で、
人生の目的である「幸せな人生」を
歩むために会社になびきつつも
うまく利用していかなくてはいけない。
 
私が後々人生を振り返ったとき、
挑戦しなかったことを
後悔したくはない。
 
だから、「今」、挑戦する。
 

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仕事上昇中ですが、転職活動始動。

 

仕事とキャリアと人生と私
 
忙しくも充実のなか日々を過ごしております。
 
今の仕事が「好き」だし、
やりがいをもってのぞめる部署であり
不満はありません。
 
不満はないのに、「転職」がちらつきます。
 
それは、人生の有限感を感じるから。
 
自分のキャリア人生の歩みが
もうすぐ20年となり、
自分のキャリアと60(65?)才定年までの
未来のキャリアを可視化して
表にしてみたとき、
まざまざと感じた有限感。
 
40代を超え、もうキャリアの折返し地点だと
改めて気づき、この先のキャリア、
職業人生を考えたとき、
ひとつの組織、ひとつの業界、
ひとつの分野しか知らずに職業人生を
終えていいのかという疑問。
 
今の組織での5年後の未来、
10年後の未来が
ほぼほぼ確定していく実感。
 
その先のレールを歩くことを
自分自身が望んでいるのか。
 
40代となり、新しいキャリアに
チャレンジするのは、体力的にも精神的にも
「いま」というのも頭でわかっている。
リミットも近づいている。
 
根底にあるのはちきりんさんの
「未来の働き方を考えよう」
の影響も大いにあり。
 
 
レビュー、所感はこちら。
そして、ワーママはるさんのVoicyの
この回はわたしのもやもやとざわざわを
見事に言語化してくれている。
 
#200人生を2度生きる 40歳定年説から考える
 
ご存知の通りワーママはるさんは、
2020年春にサラリーマン人生に終止符をうち、
サバティカルタイムを満喫しながら
定年のない人生を送ることを
目標とされているが、
この時期の2019年夏〜秋〜冬に
かけてのVoicyは「退職」ということを
本気で考えていたことが伝わる回が多くあり、
その後の回想で2020年明けに
上長に退職の意志を伝えたということを
言っていたから、
この#200の放送時にはもう「確定」していたんだろうなあと。
 
あとこの#139を聞いてもわかる通り
ワーママとしての「限界」を感じていたんだろうなあと。
 
#139働き方改革とダイバーシティとワーママ
 
ワーママのキャリアはいつだって
中途半端と割り切りと限界のなかで模索。
 
女性活躍って・・・
 
仕事とキャリアと人生とこれからの私
 
 
そして、ひるがえって私。
転職活動を始め「」。
 
始めたといってもまずは
エントリーシート、職務経歴書の作成。
 
自己分析を兼ねて今までのキャリアを振り返り
今後何をしたいのかを見つめ直す
機会となっている。
 
私が希望する職種(専門職)は
一択なのでその応募に向けて動くだけ。
 
通常、40代からの転職は
厳しいものだと思うが、
「専門職」「有資格者」という応募条件だと
需要が高く、育休中に通信課程に入学し、
国家資格を取得した社会人の学び直しは
ここへきてじわりじわりと
追い風になっている。
 
キャリア採用の応募枠があるので、
今年度チャレンジするか
来年度チャレンジするか
虎視眈々と見極めつつ、
用意は周到に、計画は綿密に、
いざ、始動
 

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置かれた場所で返り咲くワーママ。

 

置かれた場所で咲くこと
 
いつの間にか更新が間遠に。
 
気にかけてご訪問いただいております
皆さまには感謝感謝です。
 
最近は、Kindlepaperwhiteを持ち歩いて
Kindle本のインプット重視の日々を心掛けております。
 
上長の異動など新しい風のなか
始動した新年度。
研究職から専門職に異動となり、
今の部署で2年目。
 
上長がかわると当然ですが
雰囲気もかわり、私としては
今年度の上長は昨年度とうってかわって
信頼できそうで気分は上昇中。
 
おまけに脂ものった2年目。
バリバリ仕事に邁進しております。
 
今年度、学会の研究発表の機会に
恵まれそうで、自分が携わった案件について
学会で発表することになりそうです。 
その分、やるべきタスクは増えますが。
 
マミートラックと思って乗り切った30代、
前の部署の研究職は
育児との両立という自分で選んだ
キャリアでしたが、どこかでいつも
くすぶっていたことも否めません。
 
研究職時代に培った研究スキルは、
専門職として返り咲いた今、
あのときの経験もキャリアも役立っていたんだと
 ようやく実感する長いキャリアの春。
 
「置かれた場所咲く」なんて言葉がありますが、
自分が咲いているとはわからないものですね。
 
たとえ咲けなくても
ただただ根をはっていればいい、
それが大事。
 

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「転職」を見据えるワケ。

 

いまいる場所で咲きつつも
 
いつの間にかブログの更新も
途絶えてしまった4月も中旬ですが、
みなさまいかがお過ごしでしょうか。 
 
4月は部署のメンバーの
入れ替わりもあり、新しい風が
吹いております。
 
わたしは現部署に異動して
2年目の春。
 
実のところ昨年度の前上長の人となりが
あまり好感をもてずに
尊敬できずにいました。
そのこともあって
「転職」もちらほら頭をよぎりました。
 
が、前上長が異動となり
新しく上長になった方の
人間性に期待がもて、
今年度、業務に邁進するぞ、
貢献するぞという気持ちでおります。
 
上司の人間性って大事です。

 

自分のキャリアは自分で決めたい
 
自分のキャリアを見据えるとき、
転職するなら45才までが限度だろうと
感じています。
 
45才以降は知力も体力も
加齢という抗えない現実があり
新たな環境に身を投じることは
リスクをもともなうし、
そもそも転職先の受け皿は
限りなく少ないだろうと思われます。
 
私は今の仕事が好きでやりがいも感じて
このままアレさえなければ
この仕事を続けていきたいと思っている。
 
そうアレとは「全国転勤」。
 
自分の意思で希望する地に
転勤できるのならばいいけれど、
人事という外的要因によって
いわばサイコロのように自分の人生の
居住地が決められてしまう
「全国転勤」システムがある
今の会社では、自分の人生の
ハンドルを自分でコントロールできない。
 
キャリアを積むうえでいまの会社にいる限り
あと数年先には「全国転勤」が
免れないと思っている。
 
だから「転職」はいつも頭の片隅にある。
 

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ワーママとしていつアクセルをふむのか。

 

卒業式という節目に
 
上の子はこの春、中学入学という
新しいステージに。
 
感染症対策という名目上、
卒業式は短時間のコンパクトな
式ではあったけど、
こどもの成長を感じるには
十分な式典であり節目となりました。
 
 
ワーママ歴、気づけば12年。 
 
 
中学校という新たな段階へ
親の手をますます離れて
自分の世界を切り開き、創り上げ、
思春期という大人への階段をのぼる
この時期の成長は、心配でもあり
楽しみでもあり。

 

中1の壁??
 
中1の壁・・・
なんて存在するのだろうか?
と疑問符がつきつつ、
ワーママ界隈で中1の壁が
騒がれていないのをみると
ないものだと信じたい。
 
というか、もうこの時期は
親の手をほぼほぼ離れ、
目を配り心をさく時期にきているので
ワーママ諸先輩が言うがごとし、
手はかからないけれど
精神的に気をもむ時期なのかも。
 
うちは下の子はまだ未就学児〜小学生
という年齢なのでまだまだ
子育て真っ最中ではありますが
やはり子の成長を思うとき、
子に手がかかるという時期は、
0才〜3才くらいではないだろうか。
 
だからその時期、
多くのワーキングマザーは
仕事と育児との両立に苦しみ、
子育てを優先すると
マミートラックにのりあげて悲観し諦観し、
キャリアの停滞と中断に苦しむという
茨の道であることは、
ワーキングマザーを経験した人なら
否定する人はいないだろう。
 
アクセルをいつ踏むのか
 
ワーママとしてアクセルをいつ踏むのか
(これはワーママはるさんの造語でもありますが)
私が未就学児〜小学生〜中学生の
子の親として振り返ると、
いつまでも子育て>仕事の図式で両立を
重視していたら、
マミートラックの時間は
どんどん増えていくばかりだし、
自分がそれだけ年をとって
キャリアを積む機会も逸してしまう。
 
だからといって、仕事>子育てで
バリバリ頑張ろうとすると
こどもと家族に負担を強いてしまい
結局仕事にもしわ寄せがきてしまう。
 
うまく舵をきろうと思うと
やはり手がかかる0才〜3才は
子育て>仕事で
仕事はセーブしながら
こども優先の設計をしつつ
ゆるやかにいきながら
4才〜6才の小学校入学前で
ギアチェンジして本格始動するのが
いいと思う。
 
そして、エンジンが調子よくのってきた
段階で小1の壁を迎えて突破して
アクセルを踏みながら
流れに乗りたいと思う。
 
・・・といえば聞こえはいいけれど、
これはすべて理想です。
 
上の子が育ってもきょうだいがうまれたら
手がかかる乳児からの子育ての
繰り返しが始まり、
結局、エンジンを本格始動できないまま
子育て>仕事の時期が続いてしまう。
 
ではあるけれど、こどもは成長する。
必ず成長する。
 
だから、数年単位で自分のキャリアを
見据えながら
いつ、アクセルをかけるのかを
自分で判断しなければならないと思う。
 
私は、去年の4月に異動となって
部署がかわり希望していた
専門職への復帰が叶い、
かなり仕事に重きをおけた
1年であったと思う。
 
仕事も良い具合に調子があがり
脂ものってきた。
 
自分の成長を感じるし、キャリアを
積み上げている実感も感じる。
 
「やっと」。
 
これが私の感想。
そう、やっと私は自分のキャリアを
自分の意思で切り開いていると感じる。
 
そしてまだまだこれから。

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70歳定年の衝撃。

 

えー70まで働くの???
 
定年、正確には再雇用制度の上限が
延びることはわかっていましたが、
実際に弊社の就業規定が
この4月1日付けで再雇用の年齢上限が
変更となりました。
 
現在、65歳まで再雇用の期間が
設定されていましたが、
4月からはその期間が
70歳までとなるようで・・・
 
もちろん、定年が延びるであろうこと、
その移行期間として再雇用の期間も
延びるであろうことは
わかっていましたが、
実際に就業規則として通達がだされますと
「えーーーー!70まで働くの???
と驚くばかり。
 
もちろん、「辞める」という
選択肢はあるわけなので
自分の意思次第なのですが、
70まで働きたいものなのかな?
 
生涯現役とはいうけれど、
それはボランティア活動であったり
地域活動であったりするかと思うのですが、
同じ組織で、同じキャリアで
60歳定年以降も10年間
しがみついていたいものかな?
という純粋な疑問です。
 
今後、定年年齢が延びることは必須。
キャリアをどう積むのか
改めて考えるきっかけになりました。
 

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