ワーママのミカタ

ワーママの見方と味方。

「いまが一番いいときねぇ」

赤ちゃんを抱いていると
本当にいろんなところで
いろんな人から、たいていはおばちゃんやおばあちゃんから
高確率で声をかけられます。
スーパーで、バス停で、道すがらで。  
 
「かわいいわねぇ」
「あら、いま何ヶ月?」
「男の子かしら?女の子かしら?」  
 
そして、みんな
赤ちゃんをみて笑顔になります。      
 
そして、わたしはいつも思うんです。  
 
この世に、赤ちゃんほど
ひとを笑顔にできる存在は
いるのだろうか
赤ちゃんは最強の存在だ、と。  
 
そして、こうもよく言われます。  
 
「いまが一番、いいときねぇ」  
 
しみじみと、おばあちゃんたちは言います。  
 
わたしが最初にこのコトバを聞いたのは  
長女が6ヶ月くらいだったでしょうか。
 
いつも行くスーパーの魚屋さんのおばさんが、
お魚を買いに行くと
必ずそう話しかけてくれました。  
 
「いまが一番いいときよ」って。  
 
わたしは、最初そのコトバを聞いて、  
 
何いってるの?
いまがいちばんいいとき?
泣いたら抱っこ抱っこで
自分の時間もなくて24時間、
ずっっとずっっと 四六時中
わたしを求め続ける今が一番いいとき???
うそでしょ! って思ったものです。  
 
そのコトバの意図するところがまったくわかりませんでした。  
 
そして、そんな長女も先日、
10才になりました。  
 
精神面でのフォローはまだまだ必要ですが、
親の手を借りずとも自分のことは自分ででき、
学校から帰ったらすぐに
おともだちと遊びに行って、
家にかえってきたら、
小説を読んだりテレビをみたり、
もう、自分の世界が確立しています。  
 
長女に手がかからなくなったのと比例して
長女と接する時間も少なくなりつつあります。
 
ああ楽だ、と思う反面、
これからどんどん親の手を離れるのだと
気づくのです。    
 
いまがいちばんいいとき
 
そのコトバの意味を10年目にして噛みしめています。