ワーママのミカタ

ワーママの見方と味方。ハレてもケでも子育て。

日本最高峰の大学で一流講師陣から知的シャワーをあびながらの標本づくり。

これはもう本当に一生ものの
夏の思い出に残ること間違いなしの
体験だったと思います。
 
 
虫好きの子どもたちが待ちに待った季節がきた。この夏はどこで、どんな虫を捕ろうか。
(略)小さな網を肩に担ぎ、自宅近くの神奈川・丹沢の山々でトンボやカブトムシを追いかけた。「小学校の成績は落ちこぼれだったけど、虫のことなら誰にも負けなかった」。 好きなことを続けたら博士になり、東大の研究者になっていた。
(8月4日朝日新聞天声人語」より)  
 
この天声人語にでてくる
昆虫博士こと矢野先生が講師であり、
そして日本蝶類学会に所属する
研究者や医師や学生、
NHKダーウィンがきた!」の
ディレクターさんなど
一流の面々がスタッフとして教えてくれる
またとない機会、
昆虫採集・標本作製入門に参加しました。
 
 
ときは8月4日。待ち合わせ場所は懐徳門。
 
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趣のある校舎、そして外観。
 
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歴史を感じます。  
 
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まずは、東大近くの三四郎池で 虫とり。  
 
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未来の昆虫博士たち。  
 
いよいよ標本づくり。
 
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捕まえた蝶。
生きていた蝶を圧迫死させました。
 
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長男、神妙に説明をききながら
 
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手取り足とり教えてもらい
 
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本格的な標本づくりに緊張。
 
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「標本」とは どういう行為であるか、
そしてその意義は何であるか。  
ともすると人間のエゴともみえる行為。
昆虫の命を奪い保存するという
その行為に対して、
その意義を知ること、学ぶこと、
命への責任をもつこと、
という標本の真髄をおしえてもらいました。
  
そして完成した標本。
標本は「いつ」「どこで」「だれが」を
記すのが重要らしい。
 
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昆虫ドハマリの長男、
夏休みの自由研究は標本!  
 
この日を長男は「首をながくして」という
表現がぴったりなほど待ち焦がれていました。
 
持ち物を2日前から準備して
前日には興奮MAXのなか、寝ました。
 
そして、朝5時に起きる長男。
いやいやまだ早いから、ともう一度寝かせて
そして6時に再び起きる長男。
 
集合時間までまだ十分に余裕があるので
寝ていられるのですが、
長男のかきたてられる興奮がおさえられず、 
深夜帰宅のオットも起床し、 
そして早々に出発。
 
1番乗りした長男とオットでした。  
 
この標本教室は、申込み受付開始早々に、
わずか10分ほどで満席になったよう。
 
わたしが20分以上電話をかけて
ギリギリつながったのはある意味奇跡。  
 
そんな奇跡の昆虫標本教室に
参加させてもらえた長男、
目をキラキラさせて帰ってきたのは
いうまでもありません。
 
そして大事な大事なお土産を手に・・・ 
その話はまた後日。