標本への道。
どちらが強いか知っていますか?
わたしは知っています。キリッ
コーカサスオオカブトです。
この図鑑にのっていたのを
長男から教えてもらいました。
東南アジア最大のカブトムシで
個体の体調は130mmに達するものもあります。
だから、長男、
コーカサスオオカブトの標本づくりを
首を長くして、今か今かと待っていました。
そして、夏休みにコーカサスオオカブトの
標本づくりに行ってきました。
キロクを残しておきます。
準備するもの
・虫ピン5号
・玉針(まち針)
・展足台(スタイロフォーム)
・ピンセット
・ケース
・ラベル
立派な立派なコーカサスオオカブト。
甲が硬すぎて、 先生も針を曲げてしまい、
「手強い相手」と評した
最初に昆虫針で一撃ちくり。
先生の解説とイラストが大変わかりやすい。
角度や針をうつ位置を正確に丁寧に
教えてくれます。
死んでいるのに
更に残酷な仕打ちをするようですが
これで標本を固定する役割を担うと同時に、
針をもつことで標本に素手でさわらずに
移動できるので標本も傷みにくいという
利点があります。
そして、おしり、足、爪、と順に
針で固定していきます。
すべて固定して完成。
標本づくりの後は、
フタを外して3週間くらい
風通しのよいところで乾燥させる。
玉針を外す。
(スタイホームがとけてしまうため)防虫剤は入れず、虫よけのためにケースの台とカバーの間に隙間ができないようテープを貼る。
もし手足がとれてしまったら、
木工用ボンド(速乾性)で修復。
瞬間接着剤は間違えてしまった場合、
修正がきかないことからNG。
ツヤッツヤのコーカサスオオカブト、
昆虫少年の心を鷲掴みすること間違いなしの
強者。