ワーママのミカタ

ワーママの見方と味方。ハレてもケでも子育て。

小2長男、ソロバンを習うことにした裏側。

 
珠算と計算脳
 
自慢じゃないですが、
といっても自慢にもなってしまいますが、
わたし、珠算4段、暗算5段の持ち主です。
中学まで、珠算を習い続けていました。
 
強豪珠算塾であり、全国トップレベルも
在籍する超スパルタでした。
毎日、月曜日から土曜日(木曜日は自由)まで連日、練習がありました。  
 
中学時代は、夕方まで部活で、
徒歩40分かけて帰宅後(田舎ゆえ遠い)、
7時くらいに夕ご飯をすませて、
その後珠算塾へ。
 
練習時間1時間?ノンノン、
夜10時までみっちり珠算漬け。  
そんな生活を中2まで続けました。
 
中3から受験勉強のため、
すっぱり辞めました。  
 
暗算5段っていわれてもピンとこない方が多いかと思いますが、
3桁4桁の10口加算や加減算ができます。  
 
例えば、
9864 +3608 +952 +4683 +7026 +850 +9162 +2314 +6075 を
暗算で計算できます。  
 
もちろん、加減算もできます。
3608 +2584 +102 -2581 +4635 +820 -3678 -586 +4564 +3050
暗算で正確に答えられました。
 
他にも 
14513÷631=
1652×785=  
なんかも当時は暗算で正確に答えられました。
暗算です。珠算ではありません(しつこい)。
(しかし当時よりだいぶ退化しているので
今はもちろんここまでできない。)  
 
なんでそこまでがんばったんだろう?
と疑問でしたが、
きっと「辞める」というきっかけがつかめずに「辞められなかった」だけ。  
 
それでも、暗算5段レベルになると計算脳はたしかに培われました。
そして、やっぱり中2まで続けたという忍耐力、精神力も養われました。
 
だから、習い事としての達成感はありますが、
こどもに同じことをやらせるか?
といったらノーです。  
 
そんなわたしが、小2長男に珠算を
習わせることにしました。
その裏側をすこし。  
 
まず、習い事のスタンスとしては、
たびたび書いているように、
本人がやりたがったらやらせる、
でも嫌がったら無理につづけさせない、
ということ。  
 
そして、長男はいま、
ピアノと習字をならっています。
習い事2つもあれば、
それ以上習わせる必要はないと
考えているのですが、珠算はもしかしたら、
いまのうちからやらせた方がいいかも、
というのを 小4の長女の勉強をみていて
感じたことがきっかけです。  
 
そして、本人が珠算の体験にいったら
意欲的だったので、
そのままはじめてみることにしました。  
 
 
ひっ算を教えられないわたし
   
 
小学校4年生になると
3桁÷2桁のひっ算問題がでてきます。  
 
そのひっ算問題をわたしは、
長女に教えられなかったのです。  
 
なぜか? というと、問題をみただけで、
答えがわかってしまうのです。
だから、ひっ算で解いた経験がないのです。
 
もちろん、ひっ算の構造や内容や解き方は
わかるのですが、
解く前に答えがひらめいているため、
ひっ算を書いて計算したことがないという感じ。  
 
そういう頭の計算脳なので、
長女にひっさんを教えるのがすごーく難しかった。  
 
ひっ算を教えるのがむずかしい、
というのが ピンとこないかと思いますので、 いい例がありました。  
ひっ算の解き方って、日本と外国とちがうんですよ。
 

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つまり、この外国のひっ算をみてわからない、
ハテナ?ってなっているのが長女の気持ちです。
 
答えありきで教えるわたしと、
答えが導けない長女に対して、
答えを導く方法を教えるというのが
どうにもむずかしかった。    
 
なので、夫に任せたら、
家庭教師経験のある夫は
とても上手に教えていて、
わたしが教えても「わからない」といった問題が、
夫がおしえたら、「わかった!」とのこと。
夫いわく、ドイツのひっ算のように
まとまりを計算させることが大事らしい。  
 
そんなこんなな一場面を経験して
長男には、珠算があっているのでは、
というか、ひっ算でつまづきそうだという
懸念がわいてきました。
 
そして、ひっ算でつまづくと、
後々の算数が落ちこぼれかねない。 
 
ならば、珠算1級くらいまでの
計算脳を鍛えてもいいかなと思った次第です。