ワーママのミカタ

ワーママの見方と味方。ハレてもケでも子育て。

学歴はただの指標にすぎない。

よく
「東大生の半分は
リビング学習をしていた」とか
「東大生はこどものころ、
本をたくさん読んだ」
的なわかりやすいキャッチをつけた
書籍や記事などのタイトルを目にすると、
引っかかるものがあります。    
 
どうしてゴールを「東大」にするんだ?と。  
学歴を否定しているわけではなくて、
「東大卒=成功」のようなものが
見え隠れすることに違和感をおぼえます。   
 
そこをめざすべきゴールにする
必要なんてないのではないか?
という思いが湧いてきます。
まあ、商業的にわかりやすい
キャッチコピーだからなんでしょうが。    
 
先日、こどもと難関有名私大
(いわゆる六大学のひとつ)の
文化祭に行ってきました。
家のちかくにその大学があったから、
という理由だけですが、
こどもがわたしにこう聞きました。  
 
「ここの大学って頭がいい大学なの?」    
 
それに対して、わたしは慎重に
言葉を選びながら答えました。    
 
「頭がいいかどうか、というのは
何をもって決めるかにもよるけれども、
ここの大学に入った学生さんたちは、
勉強を頑張って努力して入っているんだよ」  
 
「ここの大学に入るには、
勉強をしていい点数をとらないと
入れない大学だけれども、
だからといってここの大学に入っている人が
みんなすごいかどうかはわからない」    
 
というこどもにとって
まどろっこしい回答をしていたわたし。    
 
中卒でも高卒でも大卒でも院卒でも
素晴らしい人もいれば
残念な人もいるのは世の常。    
 
結局は、学歴はただの指標にすぎないが、
学力偏差としての勉強をしてきた
努力のバロメーターである。
 
子育てをするなかで
勉強とは、学校とは、お受験とは、学歴とは、
なにかということは常々考えさせられる。

 

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