ワーママのミカタ

ワーママの見方と味方。ハレてもケでも子育て。

メルカリはしないという選択。

 

さすがの仕組みメルカリ
  

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(この記事はメルカリを否定するものではなく、単に個人の見解です。メルカリをたのしんでいる方は素通りしてください。)
 
前々から、大人気のメルカリですが、
わたしは、メルカリを利用しません。
 
ただしくは、過去にはメルカリを利用していました
が、いまはメルカリを利用しません。
 
メルカリが流行りはじめた
2年ほど前くらいに、
売り買い含めて30件ほどの取引を経験しました。  
 
フリマアプリがどんなものかと
興味をもっていたのと、
お気に入りのものを捨てるのは気が引けるし、
買い手がいるのなら出品してみようかなという
軽い気持ちではじめてみました。
 
なるほど、アプリひとつで
あまりにも簡単に出品できたり
やりとりできる気軽さ
匿名でのやりとりなど
さすがの仕組みです。
 
わたしも捨てられないけれど
いらないものを
出品してみました。
絵本とかこども服とか雑貨などなど。
 
最初、メルカリの仕組みを
あまり理解していなかったため、
初心者が陥りがちな失敗、
送料込みで出品したが、
商品代金より送料が高くなり、
なおかつ手数料も引かれて、
結局マイナスになってしまった
という苦い経験もしましたが。
 
感想は、 「安ければ売れる」ですね。
 
基本的に、売れればいいな、
くらいでもうけようなんて
考えていなかったので
とってもお安く出品していました。
 
早いもので出品して数分とかで売れていました。
当日に売れないものは、
すぐに値段を下げたので
数日以内には売れました。
 

 

メルカリに消耗される労力
  
最初の失敗から勉強し、
手数料や送料も考えて
出品できるようになったので
まあ、多少なりとも利益は出ていたわけなのですが、
わたしがメルカリは損なのではないか、
と思ったワケ。
 
それはやりとりにかかる時間、
商品を梱包したり、
郵便局やコンビニにもっていく
手間と時間を換算して
時給にしてみたら
恐ろしく非効率的で生産性のない行為に思えたから。
 
たとえば、売れればいいなと思って
出品した絵本やこども服。
どれも500円から高くても
1000円くらいで出品していました。
 
そこから送料と手数料を引くと
手元に残るのは何百円の世界。
そのために、 商品の説明を書くのに費やす時間。
質問や値下げ交渉に応じる気遣い。  
コメントのやりとりに神経を割いて
いちいち反応しないといけないストレス。
 
そして売れたら、
一応、他人にわたるものなので
細心の注意を払って梱包。
  
そういう手間とお金と神経などを
含めた労力を考えたら、
売れたからといってとてもお得とはいえません。
 
消耗されつづけるエネルギーが
その利益にまったく見合わないと気づいたのです。  
  
売った値段から考えると
これらの作業を時給に換算すると
時給50円とか100円とかの世界です。
 
そう考えたら、
やる時間やそれに費やす神経が
もったいなくなり、やめました。
 
売ってもいましたが、買ってもいました。
 
ですが、本当にほしいものを買っていたというより
衝動買いというか、
無駄遣いも多く、
買ってはみたものの
本当にほしかったものかどうかも
怪しくなることもありました。
   
メルカリのやりとりを楽しめる方とか、
時間的な余裕がある方には向いているのかもしれません。
 
あとメルカリのメリットといえば
ものを捨てるという行為は
お気に入りのものであればあるほど
罪悪感がともないますが、
誰か気に入って使ってくれる人がいるという
満足感が得られるところですね。

 

結局だれが儲かるのか
  
こどもと何かの話の流れで、メルカリの話になり、
こどもに、
 
「新しいおもちゃが1,000円で買えたとして、
そのおもちゃをちょっと使って、
でもまだ壊れていない遊べるおもちゃだから
500円で売ったんだって。
そしたら、1,000円で新しいおもちゃを買って500円で売った人、
だれかが使ったおもちゃだけれど、1000円のおもちゃを500円で買った人、
だれがもうかっているんだろうね?」
 
と聞いてみました。
こどもは結構悩んでました。
 
で、話はもどってメルカリですが、
わたしがやっぱり気になるのはその手数料。
10%って結構なボロ儲けですよ、メルカリ。
 
メルカリの利益は過去最高を更新し続けているようですが、
本当にうまいビジネスモデルを作ったものです。
 
でも個人的には、このメルカリのシステムも
あと数年で過渡期をむかえると思ってしまいますね。
 
わたしには向かないと思って、退会した次第です。
 
ちなみに、冒頭の質問をしたあとに
こどもに言った説明ですが、
「1番もうかっているのは、その仕組を考えた人だよ」(つまり、メルカリ)
こどもはポカンとしてましたけどね。