バリキャリvsワーママ！？ワーママの本音と涙ホロリ。
家売るオンナ的ミカタ
女性の染色体はXX
男性の染色体はXY
この半世紀、
地球規模でY染色体に
衰えが見えはじめていると
いわれている
つまり、男性のパワーが
落ちているということである
長くつづいた男性社会に
変化がみえはじめている。
というナレーションからはじまる、
家売るオンナの逆襲＃７
「バリキャリvsワーママ！？仁義なき家売りGO！」
がアツすぎて面白すぎて涙ホロリでした。
ワーママにぜひみてほしい内容でした。
あらすじは公式HPからみられますが、
ぜひ、huluとかでみて涙ホロリしてほしい。
（あらすじ）
結婚後も旧姓でバリバリ働き、
今は企画開発課で辣腕をふるい
子どもはいらない主義の
キャリアウーマン・朝倉雅美（佐藤江梨子）、
インターネット推進部で
時短で働きながら
２人の子どもを育てる
ワーキングマザー・宇佐美サキ（佐津川愛美）、
輝く女性社員の活躍をアピールするために
会社が立ち上げた『ウーマンプロジェクト』に
抜擢されたバリキャリ・朝倉とワーママ・サキ、
そして家売るオンナ・万智（北川景子）の三人。
女性客をターゲットにした
プロジェクトのなかでおこる
バリキャリ的ミカタと
ワーママ的ミカタが
たまらなくど直球で、
それでいて考えさせられ、
ホロリもするストーリーです。
家売るバリキャリvsワーママ
ウーマンプロジェクト会議中、
目玉商品になりそうな物件について
三人で議論している場面、
ワーママ・サキは、
「キッチンとお風呂が別フロアだと
おふろに入れながら食事の用意たいへんなんですよねぇ、
リビングイン階段、こんなの絶対だめですよぅ
隙間からこどもがおちたら危険ですぅ」
と子育て目線全開のサキ。
議論が佳境にはいったところに
「あ、すみませーん、時短なんでぇ、今日はこれでぇおさきですぅ」
と平然と退社するサキ。
会議の途中で悪びれずに
中座するサキを横目に、
「ワーキンマザーの自分が一番忙しいとでも思っているのかしら？
時短なら先にいうべきよね」
とイライラが募るバリキャリ・朝倉。
「育児と仕事を両立するのはきっとたいへんなんだと思いますよ」
という周りのフォローに対しても
「仕事に真剣に向き合うのだってたいへんなことよ」
とズバリいうバリキャリ・朝倉。
そして、サキと朝倉はふたりとも家さがし中。
保育園に近くて育児がしやすい間取り
という物件を猛烈に気に入ったサキ。
一方、同じ物件を
馴染みの鍼灸院に近いということで
朝倉も気に入ってしまった。
サキは、鍼灸院に近いというふざけた理由で
朝倉が家を気に入っていると知り猛反発。
自分こそ家を買う権利があると主張し熾烈なバトルが勃発！
「ここの間取りは子育て世代向け」
「保育園が近くて送り迎えの時間が１時間も短縮できる」
「１階でこどもの足音も気にしなくてすむ」
「段差もないし、公園もちかい」
子育てするためにあるような家なんだと主張するワーママのサキ。
それに対して、バリキャリの朝倉もだまってはいない
「こどもこどもってこどもがいたらそんなにえらいの？
こっちはあなたみたいな人が
途中で放り投げた仕事が急に回ってきて忙殺されているのよ」
ワーママ・サキも負けじと
「育休や時短は正当に認められた権利です。
女性が育児と仕事を両立しやすくすることは
ウーマンプロジェクトのメンバーなら当然のことじゃないんですか？」
バリキャリ・朝倉
「私みたいに、産まない女の生き方だって
もっと認知されるべきだし、
子を産み育てることこそ女の幸せなんて考えふるくない？」
ワーママ・サキ
「将来、うちの子が払う年金が
あなたの暮らしを支えるかもしれないんですよ」
バリキャリ・朝倉
「年金なんてどんどん受給年齢があがって
生きているうちにもらえるかどうかわかんないわよ」
ワーママ・サキ
「少子化は日本全体の問題なんです」
平行線の言い合いに、
勝負はボーリングで決着をつけることに。
そして、勝負はバリキャリ・朝倉が勝つ。
負けを納得しないワーママのサキ。
「わたしはこどもたちの命を育むためにあの家が必要なんです。」
というサキして、
三軒家マチが物申す。
「あなたは、育児をもち出せばまわりがひれ伏すと思っていますね。」
サキも負けずに
「仕事しかしていない三軒家さんには、
育児と仕事の両立がどれだけ大変なのかわからないのよ。」
三軒家マチは淡々と
「両立は難しいです。
ただ、本気で両立しようと思うのならやり方はあります。
あなたは１６時に退社することがわかっていながら、３０分で終わるはずのない会議を自ら１５時半に設定し、中座しました。」
サキ
「こどもをほったらかせってこと？
親と子の信頼が壊れてもいいってこと？」
三軒家マチ
「本気で両立しようと思うのなら、途中で抜け出さなくてもいいように
スケジューリングするか事前に３０分しかないことを説明しておかなくてはなりません。
一夜明け、ワーママ・サキは
「やっぱり私にはプロジェクトに参加すること自体、 荷が重すぎた。
上司に相談してプロジェクトをおろしてもらおうと思う。」
と疲弊した顔で言う。
対して、三軒家マチはサキに夫の職場に近い、
新しい一軒家を紹介する。
「ウーマンプロジェクトとはなんだ？」
「女性が輝くとはなんだ？？？」とその場にいる部下・庭野に問う。
「女性が活躍し、輝くためのプロジェクトであり、
女性が職場でも家庭でもいきいきするということ」
と庭野が答える。
三軒家マチ
「男性はかがやこうがかがやくまいが普通に仕事をつづけらます。
一方、女性はかがやくことを要求される。
女性に仕事と家事を両立させるためのプロジェクトならばそんなものくたばってしまえばいいのです。
一度きりの人生、他人の担いだ神輿にのる必要はありません。
こちらのお宅は、あなたのだんなさまの職場から徒歩三分の場所にあります。だんなさまの会社には託児所が新設されます。お子さまの送り迎えはだんなさまにおまかせすればよいのです。
２足のわらじをはくあなたが、専業主婦だったお母様と同じようにひとりで家事から育児まで完璧にこなすことは土台無理な話です。
そもそも、共働き家庭である宇佐美家でサキさまだけが２足のわらじを働いていること自体、おかしな話なのです。
これからは男性も仕事に家庭にかがやけばよいのです。
サキさん、あなたは十分かがやいています。これ以上、かがやけないほどに。」
