ワーママのミカタ

ワーママの見方と味方。ハレてもケでも子育て。

中学受験に終止符。

 
大手塾、見限る
 
春は
サクラサク、サクラチル
ひきこもごもの季節。  
 

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私の受験のときの思い出なんて
もはやうろ覚え、
かすかな記憶しか残っていません。  
 
夫もわたしも中学受験とは、
無縁の地方で育ちました。  
 
地元の公立小学校、公立中学校から、
県内の進学校に入学し、
県外の国立大学、大学院へ。  
 
高校は、伝統校であり
質実剛健、文武両道の校訓のもと
秀才たちに囲まれながら、
勉強には早々に見切りをつけ
部活に明け暮れた日々。
 
高校3年生の4月まで、
最後のインターハイを目指して部活に燃え、
5月から大学受験モードへ。  
 
受験勉強のスタートが遅かったためか
もともとの頭の限界なのか
大学受験は、前期日程の第一志望校に不合格。
後期日程の第二志望校に縁あって入学。
 
大学の恩師のすすめで
旧帝大の大学院を目指し、大学院に進学。
最終学歴は旧帝大の院卒になります。
いわゆる高学歴に分類されるでしょう。  
 
高校受験、大学受験、大学院受験を
経験したわたし、
そして、夫とは大学院で知り合ったため、
夫も高校受験、大学受験、大学院受験を経験。
 
そんな地方出身の似たり寄ったりの
境遇の夫婦なので、
受験に対する考えも似通っています。
 
受験はゴールではなく、スタート。
 
これは、高校受験にもいえることだし、
大学受験にもいえることだし、
大学院受験にもいえること。  
 
娘の通塾に揺れたここ数ヶ月ですが、
2月をもって大手塾を退塾しました。
 
退塾の意志を伝え、
引き止めがあるのかと構えたものの
あっさり、退塾できました。  
 
こちらは大手塾を見限ったと思っていますが、
引き止めがなかったところをみると
大手塾から見限られたのかは、そこは曖昧(笑)。
 
 
中学受験塾はエネルギーもお金も消耗
 
たった2ヶ月の大手塾通いでしたが、
退塾を決意したのは、
やはり本人にとって
週3回、1日3時間近くの塾通いは
負担以外の何物でもなく、
本人も塾通いに消耗されつづけ、
最終的には本人も辞めたいという
気持ちに傾いていたこと。
 
親が叱咤激励すれば、
本人も継続の意志を示したのかも
しれませんが、
それほどまでの時間とエネルギーを
いまこの時期に受験にかけるのは
忍びないと親が最終的に判断しました。
 
たった2ヶ月の大手塾しか
経験していないですが、
それでも受験の過酷さは
ひしひしと伝わりました。
 
月1回の学力テストで
容赦なくたたきだされる偏差値と順位。
 
親目線では、小学校のクラスでは
そこそこ上位だと思っていた
娘の学力でしたが、
塾通いするこどもたちの
優秀集団にまじったら、
娘は年度途中の入塾であったことや、
家庭学習もそこまで真剣に
取り組んでいなかったこともあいまって、
学力テストの偏差値は、衝撃の数値でした。
 
親にとっても衝撃的でしたので、
娘にどのように刺さったのかわかりませんが、
学力テストの結果云々の前に
精神的なフォローするので精一杯でした。
受験は、容赦なく過酷です。
 
中学受験を乗り切るには
その過酷さに耐えられる
耐性をもちあわせていないとすすめない。
 
そして、次から次へと引き落としが
かかる授業料。
月3万円の授業料とは別に、
模試代が月約1万5千円、春季講習5万円・・・
と請求書が届きます。
 
家計にとって捻出できない金額ではなくとも、
ずしりと響いてくる塾代。
これをあと2年やるとしたら、
余裕で100万超え。
 
夏期講習や直前講習なんかもあわせたら
この先、200万近く。
 
ここまでつぎ込んだら、
親の私も躍起になって
中学受験にのめり込んで
抜け出せなかったかもしれない。
 
でも、やっぱり、娘にとっては、
今、大手塾に消耗されるエネルギーは
不毛にみえたし、そこにつぎ込む時間も労力も
温存してほしいというのが
今のところの結論です。
 
 
学歴はただの指標にすぎない。
 
 
受験に合格しようが不合格であろうが、
まだそこはスタート地点。
 
おかれたところで花咲けるか、
それがゴールへの第一歩。
 
 
やっぱり中学受験へ本腰ならず。 

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