ワーママのミカタ

ワーママの見方と味方。ハレてもケでも子育て。

平成の武士にならないために。

 
平成時代のおわりに
 
なんていうシュールなタイトルなんだと
自分で自分のセンスに納得の
タイトルなんですが、
昭和生まれな私、
アラフォー、
SNSとはこれまでちょっと、
いやだいぶ距離をとっておりました。
 
フェイスブックはしていない
ツイッターもしていない
インスタもしていない
唯一のSNSはこのブログという状態を
長らくつづけておりました。
 
インスタもやっていなかった理由は、
「やりたい衝動にかられないから」です。  
 
ですが、時代も平成から令和に変わる
というこの時代に、
何も経験せずして、
SNSは若者文化」なんていっているような
平成の武士にならないために、
この度、遅ればせながら、
ツイッター世界とインスタ世界に
分け入ってみたのです。  
 
経験して、良さがわかればつづけるも良し、
あわなければやめるもよし、
単に眺めているだけではなく、
発信してみようじゃないかと
思い立ったわけです。  
 
そして、感じたことを気ままにつらつらと。  
 

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ツイッター特有の雰囲気
 
まず、ツイッターの世界、
一言で言うと、
世界の回転がはやい、はやい、はやすぎるー。  
 
ツイッター初心者ゆえ、
誰をフォローしていいかわからない
という理由もあって
フォローしている人も20人にも
満たなかったのですが、
リアルタイムにどんどんどんどん
更新されていくつぶやき。  
 
そのつぶやきがリツイートをよんで、
だれの発言なのか理解する前に
文字情報だけがすすんでいく感じ。
この情報を解釈するのに
頭がついていかないんです。  
 
いろんな人をフォローしてみたいと
思っていたものの
フォローする人が増えれば増えるほど、
加速度的に文字情報も溢れ出てくるため、
どこかで洪水がおこるんじゃないか
と思うくらい。  
 
フォロー数三桁とか四桁とか
フォローしている人って
どうやってその情報を消化しているの?
どーなっちゃってるの?
フォローしてるけれどミュートしたり
してるのかな?
それとも、スルー? 
それとも速読?
 
じゃないと、あんな随時逐一
更新される情報においつけないよな
と正直、初心者にはその速度がはやすぎて
そんなツイッターの情報過多の世界に
酔ってしまった今日このごろ。  
 
そして、この世界でも感じました。
 
同調圧力、言い換えれば「いいね圧力」
とでもいうんでしょうか。
 
「いいね」が増殖していく感じが、
これまたツイッター特有だなと感じました。
 
建設的な社会批判はもちろん「いいね」が
たくさんつくのですが、
特に「いいね」がつきやすい傾向として
夫批判、子育てに対する愚痴への
「いいね」の付き方が
このツイッター世界の特徴に思えます。  
 
ツイッターをはじめて3日目くらいに
まだフォロワーも2人とか
(それも副業系みたいな)のとき、
ブログでいつか書こうと思っていた
内容ですが、
子育ての闇をツイッター
ちょっとつぶやいてみたんです。
 
そしたら、すぐにリツイートが3件、
「いいね」も6件ついて、
つぶやいたこっちがびっくりするくらい
反応されて、
そのときにこのノリ(というか反応)って
ツイッター特有の世界だなと感じました。  
 
 
ツイッターでは、「いいね」で
応援をあらわす意思表示なんでしょうが、
その「いいね」をもらうために
それ本当に本音なの?
ちょっと色つけてない?
という具合の過激な発言を多々見かけます。
 
そんなツイッター世界の情報にふれていると、
世の中に、夫や子育てに対する不満を
もっている人ってこんなにおおいの???
とちょっと肝を抜かれてしまいました。
 
ストレス発散の場、という捉え方なら
さもありなんなつぶやきですが、
「いいね圧力」のために、
本当の本音が見えにくくなっている
ようにも思えます。      
 
結局は、有名人、著名人をのぞいて
一般人は匿名でやってる人も多いから、
その言葉を真に受けるときには、
自分のフィルターを
しっかりかけておかないと、
流れに逆流できなくなるなと思いました。  
 
ツイッター特有のつながりとして、
おすすめユーザーが自動的に
反映されていくので
自分の考えに似た人たちと
つながりやすくなる、というか
そのつながりがどんどん強固になり、
強固になりすぎた地盤が
反する意見をシャットダウンするのに
十分なエネルギーをもっているなと感じます。  
 
自分と似た考えの方から感じられる
シンパシーや影響はもちろん大事ですし、
それがツイッターのメリット、
良いところであるとも思うのですが、
世の中には十人十色、
ひとりひとりの色がみんなちがうのに、
ツイッターではその色が
見えにくくなっています。
 
極端にいうと、「白」い世界にいるか
「黒」い世界にいるかみたいな。
 
わずか数週間のツイッター歴で、
わかった風なことはいえませんが、
平成の武士の純粋な感想でした。
 
ということで、ツイッターの世界には
仮住まいで終わりそうな気配。
 
ツイッターの住人にはなれそうもなく
ブログ界隈にもどってきそうです。