ワーママのミカタ

ワーママの見方と味方。ハレてもケでも子育て。

憂鬱な小学校PTA役員ぎめ。低学年でやったほうが良い理由のひとつ。

 
4月、役員決めの緊張
 
この時期、小学校では
保護者会のラッシュですね。  

進級したはじめての学期の保護者会では、
保護者の出席率がいちばん高いです。  
 
保護者もこどもの担任に興味津津、
クラスの保護者に興味津々、
といったところでしょうか。  
 
そして、保護者会の難関が
PTAの役員ぎめ。  
 
保護者会の終盤にPTAの役員選出があります。  
 
この役員決めで流れる
微妙な空気感や沈黙が、
何度経験しても慣れないものです。 
 
こどもが通う小学校では、
クラスの中から学級の代表と
(クラス役員や総代、学代などとよばれたり)
広報委員、文教委員、校外委員などを
選出する必要があります。  
 
できればみんな、心のなかで
「やりたくない、できればやりたくない」
とつぶやいているはず。
 
特にワーママならなおさら
平日に開催される役員会議の日程と
仕事の調整を考えれば憂鬱になります。  
 
でも、PTAルールで
こどもが在学中に1度は何らかの委員をやる
というのがだいたいどこの学校でも
前提となっております。  
 
なので、 みな積極的ではないけれど、
どうせやらないといけないなら
はやくにやってしまおうということで、
低学年のうちに手をあげる保護者が多いです。  
 
実際、長女小1〜小4までの
役員決めはとてもスムーズに決まりました。
 
低学年、中学年のうちに
役員を経験しておこうと
考える保護者の立候補がおおくて
じゃんけんで決めたほどに。
 
そうすると、学年があがる
高学年になるにつれて
役員経験者が増え、
役員未経験が減ってきます。  
 
こどもの小学校では、
クラスから4人の委員を選出する必要があり、
小4が終わる時点では、
4人✕4学年分の16人が
PTAの役員経験者となります。
 
そして、他にも本部で事務局の役員に
なった人も何人かいて
役員経験済みとカウントされるので、
クラス(30名)の20名近くは
高学年の時点で役員経験者という状況。
言い換えれば、役員未経験は10名くらい。
 
この状況を分析すると、
どこかでやらないといけないから
という理由で、
低学年のうちに手をあげて立候補してくれる
保護者はかなり協力的な保護者。
 
できればやりたくないと
高学年までずるずる引き伸ばしながら、
高学年までPTAを立候補しない保護者は、
かなり、かなーり消極的な保護者。 
 
できることなら、
役員をやらずに卒業したいと考える
逃げ得な保護者たち。
 
そう、わたしもその一人ですが、なにか。   
 
ですが、今回、私はクラスの役員に
立候補しました。
 
クラスの役員決めで
だれも手をあげない沈黙に耐えきれず、
私がおずおずと立候補した次第です。
 
高学年のPTA役員は負担?
 
最終学年は、卒対などの負担も
多いと聞いているので、
どこかでやらないといけないなら、
このタイミングでもいいかなと
思っての立候補でした。
 
今回、高学年クラスで
立候補してみて思った率直な感想。
 
高学年になればなるほど、
役員に決まった人の温度低いな、ということ。
 
長女のクラスでは
最終的にはどの役員も
立候補で決まったのですが、
おとなりのクラスは立候補がでずに、
最終的には、くじびきで決めたという結果に。
 
悲惨なのは、くじ引きは
未経験者全員参加だからと、
転校して間もない保護者も対象になり、
なんとお隣のクラスでは、
その引越して間もない転校生の保護者が
クラス役員のくじを引くという
なんとも不憫な結末に。
 
くじ引きで強制的に決まったものだから、
役員へのエネルギーが低空飛行、
温度が低い低い。
 
なんなら「なんでわたしが??」
と顔に書いてあるほどの
不服さを露わにしてる人も。
 
だから、やっぱり、
やるなら立候補で決まる
低学年or中学年というのは
ある意味正論。
 
なぜならば、いっしょに組む保護者の人が、
立候補で決まった方が、
役員の仕事に協力的なので、
やりやすい!ということ。
 
くじ引きで決まった保護者の、
悲惨な世紀末のような悲壮感は
半端ないですよ。
 
そんな方と組むのは正直、
こちらまで暗澹たる気持ちになりそう。
 
せっかくやるなら、
協力的に一緒に組める保護者の方が
気分もまったくちがうはず。
 
な・の・で、低学年や中学年で
役員をやったほうがいいという
先輩ママたちの教え、アドバイスは確かです。
 
最終学年の小6の委員決めで
くじ引きで卒対の委員なんかに
決まってしまったら
それこそ、断末魔の叫びです。
 
嫌々強制的に卒対やらされるなんて、
保護者にとっても不幸、
こどもにとっても不幸。
 
今回、立候補してみて、
最初はどんより憂鬱だったのですが、
高学年ともなると知り合いのママや
役員経験者のママもまわりにたくさんいて、
なにかあったら手伝うよ、と
声かけてくれるママがたくさんいてくれて
それはとってもありがたく、
前向きにがんばろーと思うのでした。