ワーママのミカタ

ワーママの見方と味方。ハレてもケでも子育て。

PTA集金ドロボー、なくすためにも。

 
小学校のアナログな集金
 
なんだか物騒なタイトルになってしまい
失礼しました。  

いや、いたって平穏な小学校であり、
平穏なPTAです。
地域活動やPTAにも
協力的な保護者が多い学区らしいです。
 
転任されてきた先生方は、
「自然も多く、こどもたちも落ち着いていて」
って社交辞令は多分にあるんでしょうが、
口をそろえてこう言います。
 
都内でも、やっぱり学区によっ
荒れている地域や学力の高低があるのは、
小学校の先生をしているママ友から
聞く話では、あるあるのようですね。  
 
こんな物騒なタイトルをつけてしまったのは
どうしても記事にしておきたかったのです。  
 
PTAの集金問題を。  
今どきのPTAの集金が、アナログなことを。  
 
こどもが通う小学校では、
給食費は口座引落しですが、
毎月の教材費や文具購入費の徴収が
数百円単位から数千円単位で集金があります。
 
世の中がペイペイだのラインペイだの
電子マネーが勢いづくなかで、
どうして、学校やPTAの集金が
今もってアナログなのか。  
 
おかしいよ、おかしいよ、
どう考えてもおかしいよ。
 
これは、先生の負担やPTA役員の負担を
減らすためにも
事務手続き簡素化のためにも、
集計ミスをなくすためにも、
なによりもなによりも、
盗難なんていう物騒な事件が
発生しないためにも、
銀行引き落としや振込っていう
方法でいいと思うのですが、
どうして、いまもってアナログなんでしょうか?
 
手続きが猥雑だから?
前例踏襲だから?  
 
今回、なんで、集金のアナログ問題について、
フガフガ言っているのかといいますと、
先日、PTAの集金があったのです。
 
今年度、PTA役員になった私は、
当日朝の8時に学校へ行き、
クラスの前に仁王立ちになり、
こどもたちから、
1家庭1,500円の集金をしたわけです。  
 
なにが大変ってその
手集計の面倒くささよ。
 
100円玉が何個、500円玉が何個、
千円札が何枚と地道に数え続け、
間違いながいか確認していく地道な作業。
 
そして、会計でダブルチェック、
さらに監査で確認。
それも全部、手集計。  
 
防犯意識の低さ
 
そのなかでもわたしが一番の衝撃だったのは、
なんていうか
防犯意識の低さ
というのでしょうか。  
 
ひとつの小学校でPTAの集金となると
かなりの額のお金が集まってくるわけです。  
 
その集金の場所が、
小学校のある教室の一室なんですが、
集計作業中、施錠もしていない、
入室者リストのチェックもしていない、
だれが入ってきても、だれが出ていっても
ウェルカムな雰囲気を作り出している雑踏です。  
 
クラス担当は、自分のクラスの集金に忙しいので、
誰が入ってきたかなんて気にすることもなく、
集中して集計しているので、
部外者がはいってきても
だれも何も気づかないと思われます。  
 
そもそも、4月にクラス担当役員になった
保護者ばかりなので、
学年のクラス役員の保護者の顔はわかっても、
他学年のクラス役員の顔なんて
認識しているはずもなく、
小学校のクラス役員の顔を
全員知っている人なんていない状況。  
 
ふつうの「主婦」っぽい部外者が、
ひょこっとはいってきても、
何も怪しまれない状況なわけです。  
 
さらに、防犯意識の低さに驚いたのは、
集金したお金を、給食袋のような白い袋に
クラスごとに入れて、
それを金庫とかではなく、
コンテナBOXのような箱に
ぽんといれただけ!
ということ。  
 
そのコンテナBOXのそばに
張り付いて逐一見張っている人が
いるわけでもなく、
なんとなく、眼の前にあるから大丈夫だよね、
みたいな雰囲気。  
 
こんな防犯意識の低さでいいのーーー?
と心のなかでクエッションマーク全開。
 
もちろん、性善説というか、
そんな盗む人なんているわけもないし、
盗難なんてありえないよね、っていう
意識なんでしょうが、
いや、盗難あってからじゃ遅いわけで、
なんていうか、もう集金が手集計とか
アナログなのも間違っているし、
防犯意識の低さにも
唖然としてしまったわけです。
 
記憶がおぼろげながら、
どこかの市で給食費が盗まれたっていう
事件がありましたよね。
(調べたら小田原市で2017年に
給食費120万が盗難)
 
こんな不満をブログでいうくらいなら、
自分が会計に立候補して、
集金方法をアナログからデジタルに
変えていくべきですが。
 
来年度か再来年度からは
PTAの集金方法を振替にするという
議論がでているとかで、
それを全力で微力ながら
クラス担当として見守っていこうと
思っています。