ワーママのミカタ

ワーママの見方と味方。ハレてもケでも子育て。

高学歴な院卒のアラフォー男子たち、オンラインゲームのつながり。

男たちはゲーム好き?
     
ゲームが好きな夫。
 

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それでも、一時期よりはゲームの
頻度はさがっており、
最近は、手の空いた隙にやるのは、
将棋のオンラインゲーム。
 
家事、育児している横で
のうのうとゲームやられると
怒りが湧くのです。
 
その怒りを感じ取るのか、
私が物申せば、ゲームを辞めるし、
睡眠時間を削ってまでは
ゲームをしていないので
そこまで依存はしていないと思うのですが、
それでも、好きには変わりない。
 
趣味の範囲内でたのしむのは、
まあ一個人のたのしみを
奪うわけにはいかないので
遠目で眺めているだけですが、
私の怒りがふつふつと湧く瞬間がたまーに、
あるのです。
 
たまーに。
 
たまーに年1度くらい。
 
年一度、大学院の研究室の
つながりの同級生と、
オンラインゲームをするのです。
 
 
年1度のオンラインゲームくらい許せないのは
やっぱり鬼嫁ですかね。
 
高学歴男子の行く末
     
そのメンバーというのが、
大学院で別々の研究室だったもののの
同じ研究棟で研究生活を過ごした友人たち。
 
ひとりは、情報数学専攻
ひとりは、システム工学専攻
ひとりは、認知心理学専攻
そして夫、の4人のメンツ。
 
マスター時代から、
ゲーム好きな仲間だったんですよねーこの4人。
研究室で夜な夜な深夜ゲームしていたマスターの日々。
 
気になる高学歴な彼らの
今のお仕事は、といいますと
 
情報数学専攻の彼
→非常勤講師や助教を経て、現在、国立大学の准教授  
 
システム工学専攻の彼
→大手製鉄企業勤務
 
認知心理学専攻の彼
→IT関連企業の執行役員
 
となっております。
 
そして、ふたりは既婚、子あり。
そして、ふたりは独身。
 
就職には紆余曲折もあった
就職氷河期のわれわれ世代。
卒業時、研究職を取り巻く厳しい現状
肌で感じていました。
 
大学の研究職を目指せるのは
一握りの限られたものたち、
そして大学機関はことごとく淘汰される時代で、
その限られたパイを奪い合う厳しい分野。
 
ドクターをでて科研費でつないでいる人もいれば、
地方の講師を掛け持ちしている人もいれば、
研究職をあきらめて一般企業に就職を決める人も。
 
院を出たからといって安泰な未来は
用意されているわけではなく、
特に文系の院卒は
目的意識をしっかりもっていないと
一般の就職は厳しい時代だった。 
 
年に1度の天の川、ならぬオンラインのゲーム
     
どこをどうやって約束してくるのか、
その日は、夜8時くらいから
そわそわしだして
いそいそと家事をこなし
育児をこなしてくれるのですが、
ゲームがたのしみでたのしみで
しょうがない様子。
 
ふつふつと怒りが湧きつつ
冷めた目で見る自分と
院を卒業して15年以上たっても
オンラインゲームでつながれる
アラフォー男子たちに
ある意味うらやましさを感じる
自分がいるのです。
 
結局、男子っていつまでたっても男子。