ワーママのミカタ

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持ち家は資産?投資?リスク?

 

学区内の不動産大盛況
  
学区が騒がしいのですよ。
何って、工事車両の出入りや
ガス管の工事があちこちで。
 
学区内の新築戸建てが
そこかしこでラッシュのようです。
 

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2,3邸の新築工事はこれまでも
ポツポツ建設されていましたが、
おどろきは、学区内に
大手Mの20邸近くの
一戸建て街区が建設中にもかかわらず
おなじ学区に大手S建設の
50邸以上の大規模一戸建て街区が
同時期に工事がはじまったことです。
 
同じ学区内で70邸以上の
新築戸建てが完成して入居がはじまれば、
同じ学校に通う世帯が
転入してくるということです。
それも相当の転入生が。
クラスひとつ分の児童が増えそうな勢いです。
 
急激な児童数の増加は、
クラスの編成や空き教室の問題がでてくるので、
きっと自治体はじめ学校側は
もうすでに準備済だと思いますが、
学校よりも気になるのが、学童問題。
 
うちの自治体の学童は全入制なので、
学童希望者が増加すれば、
学童の質にも関わってくるので、
それはそれで気になるところです。
 
うちの近所にも
「東京に、家をもとう」の
Oハウスの戸建てが
3邸ほど建つようで、
興味本位でちらしをみたら、
5,600万から5,800万の売り出し価格が
ついていました。
 
Oハウスでそれくらいだとすると、
大手不動産の街区の戸建ては、
6,000万から6,500万と
いったところでしょうか。
そんなに買い手がつくのか
不思議に思うのですが、
まあ、いわゆる大学も
複数ある文教地区であって、
落ち着いた住宅地、
市内でも安定の学区のようですので、
不動産業界も強気なのでしょう。

 

持ち家vs賃貸論争よりも大事な視点
 
うちは、賃貸戸建ての身、
持ち家を持とうという気は、思うところあり
今のところさらさらありません。
 
持ち家vs賃貸論争は、
よく議論になりますが
よくいう「持ち家は資産」っていう考え方が
はたして本当に資産なのか?
はよーく考えようよって思うのです。
 
よく持ち家を買った人に聞くと、
「持ち家は資産になる」
「家賃はドブに捨てるようなもの」
っていうのはよくある答えです。
 
住宅ローン控除(年末のローンの残高の1%、期間は10年間所得控除、控除金額の上限は40万円)があるから得っていうのもそれ本当?
 
とあるブロガーさんがTwitter(@topisyu)で、 
持ち家or賃貸という二択の
考え方ではなくて、
持ち家or賃貸or
(その資金を)投資するかの三択」
という持論をとなえてまして、
 
「住宅は借金できて自身の持ち金以上に
投資ができるという特徴がある。
年収の10倍以上の借り入れで
新築買うとかかなりハイリスクな投資。」
 
「住宅ローン控除は、
投資のリターンを改善してくれる
減税措置」
株式投資の譲渡益課税の減税と
意義は同じ。
と指摘してまして
一理あるなと思った次第です。
 
私の場合、減税が、譲渡益が、
と難しい視点で考えているわけではなく、
単純に賃貸の場合、
会社から住宅手当がでるので
オトク感があります。
 
それも私が賃貸派の理由のひとつです。
 
それから、資産になる、という考え方は、
ローンを完済して売れた時点で
その価格は資産として考えられますが、
ローンを組み、住み続けている間は、
売れる価格は未定です。
 
買ったときの価格よりも
高く売れるというケースは
稀なケースであると思っていた方が
いいと思われます。
 
だから、よくて買値の1〜2割減の売値で
買い手がつけば御の字じゃないでしょうか。
仲介料も取られてしまうし。
 
買い手が付けば資産ですが、
買い手がつかない以上、
ローンがある時点で負債といえます。
  
だからといって物価の高い
人口一極集中の東京で、
ローンを組まずにキャッシュで
住宅購入なんていうのも
庶民には非現実的。
 
わたしはちきりんさんのいう
住宅ローンは10年以内というのは
すごく真っ当な建設的な考えだと思います。
 
 
今のところ、私も夫も
家を買う計画は真っ白ですが、
仮に家を買おうとなったときも、
住宅ローンは10年以内で
組むように設計するつもりです。
 
災害大国日本、何があるかわかりません。
老後資金が2000万必要な日本、
国には頼れないでしょう。
ならば頼れるのは
自身の金銭管理能力しかありません。