ワーママのミカタ

ワーママの見方と味方。ハレてもケでも子育て。

小学生の自由研究は親をも悩ます。博物館や科学館のワークショップは親のミカタ。

 

夏休み、ああ自由研究
  
小学生の夏休みの課題といえば、
自由研究があります。

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「研究」とはつくものの、
低学年のうちは自由課題なので、
提出は自由だったり、
工作もOKなので
市販のキットを使った作品なども多く、
研究へのハードルもそれほど高くないので、
親の出番もそこまでは多くはないのですが、
これが中学年以降となると、
「自由工作」からだんだんと
「研究」の要素がでてきて、
これがまた親を悩ます悩ます。
 
こどもが自発的に調べたり、
準備したり、まとめられる子なら
親も安心ですが、
小学生にとって
「自由研究」っていっても
何からはじめていいのか、
何をすればいいのか、
こどもにとってはハードル高し
なのが現実でしょう。
 
そして致し方なく
親の出番とはいえども
親がいちから手ほどきして
あれこれ準備したり
フォローするのもこれまた大変。
 
ここ数年、わが家の自由研究は、
博物館や科学館の
ワークショップに参加して、
実験教室に参加しつつ
そこから研究「らしく」まとめて
完成させるスタイルにしています。
 
去年は、長男は科学館の
標本教室に参加して、
標本作りをしたので、
そのままそれを自由研究にしました。
 
長女は、機織り教室に参加して、
機織り機で作成した作品をもとに、
図書館で機織りについての本を
調べながら、機織りの歴史や
機織り機の種類をまとめたものを
自由研究にしました。

 

博物館や科学館のワークショップに参加
 
さて、今年は、どうしよう?
ということで、情報収集していたら
海のめぐみについての
期間限定イベントがあり、そこで
「塩の結晶作り」の
ワークショップがあると知り、
今年の自由研究は
これに誘導することに決めました。
 
 
小学生が自分で一から
塩の結晶について
研究としてまとめるのは、
なかなかハードルが高いけれど、
博物館でお膳立てしてくれた
ワークショップならば、
取り組みやすい。
 
こういう博物館や科学館で
行われるワークショプや
実験教室などに参加して
自由研究に結びつけるという
いわば、外注的な選択は
大いにありです。

 

なんといってもリーゾナブル
 
で、行ってきました。
 

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東京、スカイツリーのふもとにある
に行ってきてきました。
 

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そこで塩の結晶作りの
ワークショップに参加したところ、
こどもも興味をもったようで、
そのまま自由研究にしようと
(親が)企てています。
 
自由研究ってもう半分
親がお膳立てしないと
すすまない。
 
かといって100%親が
手取り足取りしてしまうのも、
ちょっと違うと思うので
その匙加減が難しい。
 
リニューアルされて
きれいになった館内は、
清潔で明るく開放的で、
スタッフの対応も行き届いていて、
そして、なんといっても、
入場料が小学生50円で、
充実した体験ができるので、
とってもおすすめです。
 
ワークショップや実験教室も
無料で参加できるのに質が高い!
 
子どもたちが自分で実験できる
体験コーナーもあり、
食塩水や備長炭などを使った
備長炭電池」 づくりや
自分で塩の結晶を作って
ライトスコープ(顕微鏡)で
観察する「塩の結晶作り」の
実験が体験できます。
 
インストラクターのお兄さんやお姉さんが
丁寧にフォローしてくれるので、
親はただ見守っているだけ。
 
備長炭にアルミホイルと
塩水につけたキッチンペーパーを巻きつけて
 

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備長炭電池をつくって
電流が流れる仕組みを体験
 

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塩の結晶づくりも体験。
 

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ワークショップ(45分)では、
インストラクターのお姉さんやお兄さんが
目の前で実験しながら、
塩の性質をわかりやすく
解説してくれます。
 
教材的な自由研究ヒント集を
まとめたノートをもとに
 

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それを教科書がわりに
実験をすすめます。
 

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実験と解説を交えながらすすめてくれるので
小学生中学年から高学年にはちょうどよい。

 

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テーマは
「海水から塩を作るには?」
「塩水は電気を通す?」
「真水と塩水の二段重ね」
「塩水でせっけんを固める」
の4つ。
 
小学生にとてもわかりやすい内容で、
難しさはまったくなく、
面白さから実験にはいる内容や進め方、教材は
なかなか練られているプログラムです。
 
親ができることとしては
自由研究のテーマ決めの
土台をつくって筋道をつける
というお膳立てしたので、
あとは、こどもたちがまとめるだけです。
 
ってこれがまた大変な作業なんですけどね、
外注に頼りつつも、
土台となる材料があるだけで、
自由研究の課題は随分と楽になります。
 
博物館や科学館の
実験教室やワークショップは
小学生の自由研究に困っている
親のミカタです