ワーママのミカタ

ワーママの見方と味方。ハレてもケでも子育て。

Twitterの謎。

Twitterの世界
 
Twitterゆるくやっております。
 
情報の速度と深度が独特の世界であり、
ゆるく接する分には、
世の中の人のつぶやきが
千差万別なことを知る機会になる。
 
ただ、 少しずつつTwitter界に慣れてくると、
いろいろTwitterの謎が見えてきます。
 
なんていうのか、情報の精度が危うい。
 
Twitterでは、匿名で発信されている情報が
本当に信じるに値するかどうか
文字情報だけではわからないことが多い。
 
いわゆる「釣り」的な情報が
拡散されやすくなっているような気がします。
その情報、眉唾?盛ってない?
と私なんかは思ってしまうんですが、
いいねがいいねをよび、
 
Twitter案件
 
どこそこで、こんなひどいケースをみたよ!
自分はそこでこうやって助けたよ!
みんなも注意してね!
みたなツイートが流れてくる。
 
例えば、共通点として
どこそこの駅、バス、お店などの「公共の場」で
こども、妊婦などのいわゆる「社会的弱者」が
通りすがりの「悪意ある第三者」から
被害にあいそうになった
(もしくは実際に被害にあっていた) のを
「目撃」して、
店員や駅員に告げるも
「時すでに遅し」
で結局犯人は、逃げてしまった。
 
みんなも気をつけてね! みたいな
流れが共通しています。
 
こういった情報について
かなり疑問が浮上してしまう私は
ちょっと邪推しすぎでしょうか。
 
そんなにたまたま偶然に
そんなに悪意ある現場に出くわすんだ
という驚き。
 
そして、すぐに助けるという
迅速な行動力、
そして、犯人をつかまえるべく
店員や駅員などの第三者に通報するという
常識的な正義感、
そしてTwitterで細かく情報をのせるという
情報の発信力。
 
これらすべてをかね備えている人が
あちこちにいたら、
世の中から「悪」が
本当になくなりそうで
素晴らしいことなんですが、
普通に世の中を歩いていると、
世の中の多くの人は、
駅などの公共の場では、
スマホを見ていて他者には
無関心な人が多いし、
突然、悪意ある現場に出くわしたとき、
私だったらあまりにも咄嗟のことで
呆然としてしまって
正しい判断ができなくなって
一瞬思考停止してしまう気もする。
 
そこで、我に返って、
「助ける」という行動ができたとしても、
それから、駅員に連絡したり、
警察に連絡したりするのは
かなり躊躇しそうだし
(時間的制約心理的制約など)、
その上、それらの一連の行為を
Twitter上にのせることって、
からしたら、この上もなく
ハードル高い行為です。
 
こういったTwitter界のあるあるについて
懐疑的にみている自分がいます。
 
Twitterの心得
 
Twitter界(に限らずSNS全般)の
情報に接するとき、
どういう情報が正であり、
どういう情報が危ういのかといった
情報の精度を見抜く力が必須だな
と感じる。
 
どこそこのコメンテーターが
Twitterの情報は引き算して捉えるべきと
指摘していましたが、
匿名での情報発信の場合は
特にそれを見抜く力を要されると
思うわけです。
 
ちょっと前に、あおり運転の
暴行事件がありましたが、
事件とは無関係の女性の名前と写真が
ネット上にデマとして広がりました。
 
その女性は、デマ情報や誹謗中傷の投稿を
した人たちに対して
法的責任を追及するとしています。
 
女性は「SNSで手軽に発信できる時代だが、
責任を取れるのか考えてほしい」
と訴え、弁護士は、
最初にデマ情報を公表した人だけでなく、
不適切な言葉で拡散した人や、
インターネット上の「まとめサイト」の運営者らも
責任が「極めて重い」と指摘しています。
 
この事例からみてとれることは、
悪意ある偽善者として、
情報をデマとして流した張本人のみならず、
その情報の信憑性を疑いもせず、
拡散するという行為でデマに加担した
無数の人の存在がいることです。
 
悪意のあるなしに関わらず
デマ情報を信憑性のある情報と解釈し、
「気軽にリツイートした」という行為が
罪に問われる時代になり、
情報のもつ意味、拡散させる行為について
責任をもたなければならないといえます。 
 
これからの未来、
いまあるTwitterFacebook
インスタなどのSNS
どこまで残っているかわかりませんが、
間違いなくSNSというネット媒体が
幅を利かせることは間違いない。
 
そういったなかでこどもたちには、
これからの情報の波を渡り歩くなかで、
いろいろと教えておかないと
いけないことも山程あるなと
感じるわけです。
 
どう教えていくかは模索している最中ですが、
やっぱり、10代のまだ未熟で
感化されやすい未成年の
成熟しきっていない時期に触れる
悪意ある情報は極力避けたいと思うし、
情報のもつ意味、拡散させる行為についての
責任にも教えていかないといけないと思う。

f:id:wamama-mikata:20190417005714j:plain