ワーママのミカタ

ワーママの見方と味方。ハレてもケでも子育て。

悲しい保活のゲンジツ。

 
保育園への道のり
 
第一子のときから
保育園活動、略して
保活」を経験してますと、
それなりにその道にも慣れてきましたが、
そうはいってもまだまだ油断ならぬ保活。
 
感想としては、年度途中の入園は絶望的だが、
4月入園であれば、妥協すれば
(遠方園、小規模園、新規園、不人気園など)
どこかの園には入れるかもしれないけれど、
第一希望の保育園にはいるのは
まだまだ厳しい保活の道。
 
保活はもう、この一言につきます。
 
それは「情報戦」。
 
いつの時代でも
情報を制するものが
成功への近道なのかもしれません。
 
ちなみに、上の子のときの
茨の保活はこんな感じでした。
これがわたしの生きる道、ならぬ
これがわたしのはいる道でした。
 
不承諾となったママ友のケース
 
上の子が保育園在園中に
妊娠出産したママ友のケース。
 
出産して産後2ヶ月の年度途中に
(認可園ははいれなかったので)
保育ママにあずけて復帰しました。
 
もちろん4月の0歳児入園を
ねらって申し込み。  
0歳児クラスは、定員も多く、
上の子の兄弟の加点がつき、
なおかつ仕事も復帰していて、
優先順位も高く、間違いなく、
保育園に入園できる!
と確信していたママ友。
 
ですがなんと受け取ったのは、
まさかの不承諾の通知!
 
ママの怒り心頭、怒り頂点に達したわけです。
 
なぜ兄弟加点もあって
0歳児入園をねらったのに
不承諾となったのか?
 
結局、入園のカギはコレだったのです。  
情報収集!
 
これはもう不運というのか、
慰めの言葉もなかったのですが、
提出書類の勤務証明書にかかれている
「直近」の勤務日の実績について
見落としていたことが敗因でした。
 
というのも、そのママは、
産休前はもともとフルタイム勤務でした。
なので、復帰前の点数でいったら
満点のはずでした。
 
ですが、産後2ヶ月で復帰し、
体調面も考えて数ヶ月のあいだ、
時短勤務で復帰したのです。
 
職場から勤務証明書をだしてもらうときに、
直近の6ヶ月の勤務実績が
勤務証明書にのるため
復帰後の時短勤務の実績
(点数は満点からマイナス)と
なってしまったのです。
 
フルタイムの産休前の勤務実績だったら
満点がつき、なおかつ兄弟加点もつくので、
まちがいなく、0歳児入園できていた
ケースだと思います。
 
が、そのママは復帰して
勤務実績があった方が、
入園にも優位だと思い込み、
がんばって復帰したのですが、
時短勤務で復帰したために
その実績で点数がつけられてしまい、
かえってそれが減点になってしまった
という結果に。
 
ママ友の
「こんなことならがんばって復帰しなければよかった・・・」
という怒りと愚痴とため息に、
なんと言葉をかけてよいのやら。
 
何度も自治体に直談判したそうですが、
一度決まった決定はくつがえらず。
 
保育園入園は情報収集戦だと実感した次第です。
 
ママ友だってライバル!?
 
だれだってわが子の入園に必死です。
 
上の子の復帰のとき、
1歳児枠という超激戦でしたが、
見事に(?)なんとか入園できました。
 
育休1年取得し、
年度途中の入園はあきらめ、
一時保育をつかって復帰。
 
ねらうは上の子と同園の
1歳児枠です。
0歳児クラスがある場合、
もちあがりで1歳児クラスに進級するため、
1歳児枠は狭き門となるのが普通です。
 
希望する園の1歳児枠の定員はたった2名でした。
2名枠って超激戦です。
 
まず、上に在園児の兄弟がいる何人かのママも
その枠をねらっています。
 
普段は、にこやかにあいさつする仲なのに、
入園申し込みの時期は、
お互い妙にそわそわ。  
だれだって、復帰とわが子の入園に
必死ですから。
 
内面は複雑なイス取りゲーム。
わたしが知っているだけでも、
兄弟の在園児がいて、
その兄弟枠の加点で1歳児クラスを
ねらっているママが複数人いました。   
 
もしかしたら知らないクラスにも
在園児の兄弟がいて、
1歳児クラスをねらっているママも
いるかもしれません。
 
そうこうして、入園申し込みの時期は
お互いの希望園をさぐりあい。
表面はにこやかですが、内面では複雑です。  
 
結論からいえば、 わが子は幸運にも
1歳児クラスの入園の承諾をもらえました。
 
承諾書をみたときは、
宝くじにあたったような気持ちでした。
 
保育園入園は、点数がすべてです。
そして情報がカギです。
 
優先順位が上だからといっても、
結局点数が上の家庭から決まっていきます。
 
自治体によって点数化される項目も異なります。
勤務時間、家庭の環境、世帯収入、兄弟の有無、待機期間など
どの要因がどう関わって、
入園に結びついたのかなんて
だれにもわかりません。
 
保育園入園がこれほど悲しくなるほど競争。
 
ママ友が親切に教えてくれるとはかぎりません。
ママ友だって、保育園入園ではライバルというのが悲しい現実。
 

 

入園は情報戦
 
なにがどう有利なのか、
加点の有無や優先順位のつき方を
ひとつひとつ丁寧にみていくしかありません。
自分で情報を収集するしかないのです。
 
そして、自治体によっては、毎年、
入園の優先事項や点数付けの項目が変わります。
 
自治体によって指数、優先事項はもちろん変わりますが)
例えば、私の経験上、
これまで認可外にあずけて復帰していると
点数が加点されていましたが、
育休明けの復帰の方が最大加点がつけられる変更点があり、
復帰した方が点数が下がってしまうといったこともありました。
(つまり、復帰しない方が入園しやいという逆転現象)。
 
保活の経験があっても
地域事情に詳しくても
直近の入園情報がアップデートされていないと、
不利になることもあります。
(長くなりましたので次回はにつづきます)
 
 

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