【学童問題】都内でも学童事情はさまざま。フルタイムワーママにキビシイ自治体もある!?
都内の学童もいろいろ
小1のおおきな壁といえば学童問題。
以前、学童について
まとめたことがありますが、
そのときに都内の学童と一口にいっても、
自治体によってかなり差があることが
わかって、都内の学童の状況を
調べてみたのですよ(ヒマ人説)。
今年の冬にHPから情報収集したものなので、
現時点で変更されているところも
あると思いますので、参考までにご覧ください。
*日経DUAL「小1の壁 住む街で違う?自治体「学童」調査一覧」に加筆し、あくまでも個人で情報収集したものですので、記載の情報に漏れや間違いがあるかもしれません。正しい情報は各自でご確認ください。
全入制か定員制かで大きくわかれます。
都内の約半数は、
希望すればほぼ入所できる全入制
そして約半数は、
保育園の入所と同じく点数による
審査がある定員制
となっています。
そして、対象の児童の学年は、
半数近くが小学校1年生〜3年生ですが
半数以上は小学校1年生〜6年生と
こちらも自治体によって
対応がかなりわかれます。
基本の利用料も中央区の無料や
品川区の250円、
港区、千代田区の2000円、
といった低額から、
文京区の10,000円など、
自治体によってもかなり
差があることがみてとれます。
フルタイムワーママにキビシイ?学童も
あずかり時間は、
基本が18:00までのところが多く、
延長が19:00というパターンが多くみられます。
港区、国分寺市は、
基本のあずかり時間が19:00(延長なし)と
かなり長いのが特徴的です。
基本のあずかり時間が17:00、
延長時間が18:00まで。
あずかり時間が18:00までであり、
18:00以降がまさに小1の壁
「18:00以降のあずけ先がない」
これって、まさに小1の壁たる所以。
時短勤務が取れるのも、
一般的には3才までや就学前までがほとんど。
その後、フルタイム勤務に移行するなるなかで
フルタイムで働いていれば、
通勤時間を含めて18時までのお迎えって
かなりキビシイんじゃないでしょうか。
留守番ができるこどもならば
ひとりで留守番するという選択肢
になると思いますが、
小学校1年生ではまだまだ
心配なご家庭もあるはず。
フルタイムママは
いったいどうすればよいのでしょう。
留守番がむずかしいという場合には
ファミリーサポートに頼む?
民間学童?
キッズシッター?
なお、江戸川区では、
すくすくスクール学童というのを
実施しているようですが区のHPによると、
(参考)
(意見) 会社が終わって帰宅するのは18時を過ぎてしまうので、お迎えにいくことができません。是非、学童保育の終了時間を延ばしてください。
という働く母からの切実な意見に対して、 江戸川区では、
(回答) 学校・地域・家庭が連携した様々な体験や異年齢との交流の中で年齢に応じた自立を促し、幅広い世代とのふれあいの中で豊かな心を育んでもらう健全育成事業として、「すくすくスクール事業」を行っています。 今日の多様化する勤務条件の中で就労し、子育てと仕事を両立されているご家庭があることも認識しておりますが、すくすくスクールの学童保育は、児童が保護者から離れている時間帯すべてを補う事業ではないと考えています。ご理解をお願いいたします。
という回答がのっています。
私は江戸川区在住ではないですが、
この回答をみて
「え?????」となりました。
「今後、検討します」ではなく、
「ご理解」をお願いされていました。
江戸川区はHPでこのように
公言してしまう時点で
働く母にキビシイ区ではないのか
と思った次第です。
フルタイムワーママのみなさんは
どう対応しているのか
気になるところです。
ちなみに、世田谷区においても、
18:15のあずかり時間に対し、
延長はなしということですが、
世田谷区の情報によると、
区内5カ所の学童が試験的に19時15分までの
延長の実施をしているようです。
2020年度以降の実施は未定とのこと。
そして、東久留米市においても
18:00のあずかり時間に対し、
延長はなしという状況ですが、
来年度から民間委託する予定の
2カ所の学童では、延長が19:00まで
となるようです。
ですので、都内において、
学童の「延長がなし」となっている
世田谷区と東久留米市は、
延長実施にむけてうごきだしている模様です。
*この記事にのせた情報は、個人で収集した情報ですので、最新の情報や詳細な情報は各自治体にお問い合わせください。
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