ワーママのミカタ

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【隣の芝生】オンライン教育の実際。

 
観測範囲におけるオンライン教育
 
自治体によって、
それこそ同じ自治体でも
校区が違えばオンラインの
取り組みが異なっている
印象を受けます(SNS情報)。
 
で、興味があり、
リアルではどうなのかと気になって
同じ保育園卒の友達で
おなじ自治体に住んでいて、
かつちがう校区の小学校に
通っている友達が複数人おり、
他校区(N=5)の状況を
ライン調査してみました。
 
保育園は学区関係なく、
どの地域からも希望園に
入園希望がだせるので、
住んでいる自治体の状況
(すべてではありません)が
よくわかりました。
 
結果は
Case1【実施中】:現在、(試行錯誤だが)オンライン教育に取り組んでいる
Case2【準備中】:今後、オンライン教育を取り入れようと模索
Case3【未実施】:オンライン教育?まだまだ
の3つにわかれることがわかりました。
 
聞き取った範囲では
Case1【実施中】:40%
Case2【準備中】:40%
Case3【未実施】:20%
という割合でした。
 
率直に言って、
同じ自治体でも校区によって
こうもオンライン教育への取り組みに
差が分かれるとは思ってもみなかった
ので驚きです。
 
学校長判断でリーダーシップをとって
どんどんオンラインへの道を
推し進めている学校と
従来通りの宿題、プリント手渡しという
アナログな学校が半径5キロメートル
範囲において見受けられます。
 
結果として、うちのこどもたちが
通う小学校はCase1に属しており、
学校長の決断力が影響している
のかもしれません。
あわせて現場の先生の熱量ややる気のうえに
オンライン教育がすすんで
いくのかもしれません。
 
ちなみに、他校区の状況を聞いてみたところ、
登校日の取り扱いなども
同じ自治体であっても一律ではなく
校区によってかなり差があることも
わかりました。
 
23区内のオンライン授業導入予定について
調査した結果では、
「導入予定なし」と回答している区が、
中央区、新宿区、台東区、墨田区、目黒区、大田区、渋谷区の7区。
 
 
東京23区 オンライン授業導入予定
新型コロナウイルス感染症(COVID-19) 2020年04月21日 11時17分 JST | 更新 2020年04月22日 08時49分 JST 【東京23区調査】オンライン授業、導入は港区のみ。セキュリティ対策や家庭環境の差に苦慮 中村 かさね (Kasane Nakamura) Nodoka Konishi  
 
「検討中」でもなく、
今後、オンライン授業導入予定なし
と言い切っちゃうその背景はなんなんでしょう?
こどもの教育機会はどう考えているんでしょう?
 
「文科省による学校の情報環境整備に関する説明会【LIVE配信】2020年5月11日」 
という刺激的な発信(You Tube)がされた今、
「オンライン授業導入なし」と答えることは
教育の機会の提供を放棄している
ともいえる状況にあるといえます。
 
自治体の首長判断というよりも
結局、校長の手腕次第といったことが
このコロナ禍におけるオンライン教育では
明らかになっています。
 
都市部だからできる、
地方だからできない、
というのは「熊本モデル」をみる限り
言い訳になるのでしょう。
 
熊本市の教育センターでは
オンライン教育のモデル例を公開していたり、
オリジナルコンテンツもあったり、
全国に先駆けて行っている印象を受けます。
 
保護者として何ができるのか
 
だからといって保護者が
何ができるのか。
 
私の住む自治体の
保護者向けの学校休校中の方針について
教育長のYou Tube発信では
オンライン教育への取組はいまだかつて行ったことがなく、新しい取り組みであること
広く保護者や地域の方の協力を仰いでいきたい
動画の作成やビデオ会議の方法などのお手伝いができる保護者の方がいたら、積極的に学校に声をかけてほしい
という呼びかけがあったので、
IT関連の仕事をし、なおかつ
生業として映像関係も
手掛けている夫は、
さっそく学校に申し出た次第です。
 
学校を動かすのは
校長なのか
先生なのか
こどもなのか
地域なのか
保護者なのか。
 
一人の保護者として当事者意識をもって
学校の運営について関心をもち
見守りたいと思います。
 
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