ワーママのミカタ

ワーママの見方と味方。ハレてもケでも子育て。

主張するワーママ。しないワーママ。

 
権利と主張と責任のなかで
 
わたしの所属する組織では
4月、5月の約二ヶ月間、
パートナー社員とよばれる
非正規社員は全員自宅待機をしてました。
 
そんななか緊急事態宣言が解除されたのを
機に出社要請が。
 
今の部署にはワーママが複数います。
保育園ママもいれば、
小学生ママも中学生ママも。
正社員ワーママも非正規社員ワーママ
も多数います。
 
で、緊急事態宣言が解除されて
非正規社員に出社要請があったところ、
とある小1の子をもつワーママは、
こどもの小学校が分散登校となり
正式に始まらないので
出社できないという切実な訴えが。
 
どうやら学童にあずけられないので
学校再開になるまで休暇を申請したい
という話でした。
 
私の属する会社は
そのあたりの休暇制度も整っていますので、
休暇を申請することは
まったく問題ない話です。
 
が、上司の反応は冷ややかなもので
上司の表面からは若干の面倒くさい臭が
漂っていました。
 
一方、同じく小1の子がいるワーママは、
出社します、と。
同じ境遇である小1のこどもをもつ
非正規社員のママは
何事もなく出社するという判断。
 
たぶんそのママのこどもの小学校だって
分散登校を経ての再開であり、
状況は変わらないはず。
 
自治体により対応の差はあるし、
祖父母に頼れる環境かどうかというのも
関係してくるのかもしれませんが、
「できない」とはっきり言うワーママと、
難しいのかもしれないけれどなんとか対応する
ワーママというふたりが存在する。
 
もちろん、どちらが正解というものではなく、
個人の最善の選択をしたまででしょう。
 
でも、傍から上司の反応をみる限り、
上司の評価はきっと出社するワーママを
高く評価するんだろうなと思う。
 
ワーママのわたしは
どちらの気持ちも理解する。
こどものために欠勤せざるを得ない気持ちも
よくわかる。
 
小1の壁、仕事との両立、非正規という立場、
いろんなことを加減乗除で考えたときに、
どもが優先されるのも当然であると思う。
 
権利と責任の微妙なバランスを
生き抜くワーママは
いつだって瀬戸際であり
両立の取捨選択を迫られる。
 
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