ワーママのミカタ

ワーママの見方と味方。ハレてもケでも子育て。

老後の持ち家のリスク。

 
実家、義理実家の戸建て
 
実家はわたしが小学校入学前に
建てた戸建て、築35年。
夫の実家は夫が中学のときに
建て替えた戸建て、築25年。
 
もう築25年、築35年になってくると
戸建てもあらゆるところに
ガタがきております。
 
わたしの実家は、たしか築10年くらいで
ボイラーが故障して修理、
築15年くらいのときにトイレを
フルリフォームして、
数年前に外壁を全部リフォームしています。
 
夫の実家も同じような感じで、
数年前にボイラーとトイレが故障して、
ボイラーの修理、トイレのリフォーム済。
外壁はまだ大丈夫そう。
 
そして、つい最近、実家から連絡がきて
ボイラーの調子がおかしく、
またトイレも少し怪しいと。
 
修理もしくはリフォームの必要がありそうです。
何が言いたいのかというと、
戸建てのメンテナンスは本当に大変。
 
10年から15年スパンで水回りの修理
必ず必要になる。
 
 情報検索、業者選定、業者比較の猥雑さ
 
さらに大変なのは、
40代とか50代くらいの年齢で
リフォーム修理を業者に依頼するのと、
60代、70代になったときに、
業者にリフォームを依頼するときの
疲労度や負担感は想像以上にちがって
大変だということ。
 
もし40代のわたしが、
家のリフォームが必要になったとしたら、
ネットであらゆる情報を検索して
口コミをチェックして
業者に複数連絡をとって
見積もりをだしてもらって
業者比較して慎重に
業者を決めていくはずです。
 
が、これが高齢な親になると、
まずどこの業者に連絡をとれば
いいのかわからないらしい。
 
例えば、新築間もない家ならば、
建築業者にそのまま頼めば問題は解決しますが、
築30年、40年となると付き合いのあった
業者も廃業していたり、
連絡がとれなくなっていたりする。
 
そこから新しい業者を
開拓して、業者に連絡をとったり、
見積もりをしたり、
相当面倒くさく億劫らしい。
 
なぜならば、実家も義理実家の両親も
大変そうだから。
 
あとボイラーを修理するのにも
灯油ボイラーにする?
ガス給湯器にする?
といった仕組みの違いを理解したり、
ランニングコストも検討しなくてはいけない。
 
例えば、灯油ボイラーとガス給湯器の
ランニングコストは総じて灯油ボイラーの方が
ランニングコストは安い。
でも灯油ボイラーは、
灯油価格や原油価格によって
影響を受けることも想定しておく必要がある。
 
また、灯油を給油するときには
灯油を自分で購入して
自分で給油するパターンが
一番コストは安いが、
高齢になって体力がなくなるなかで、
業者に依頼して定期的に灯油を配達して
もらう必要もでてくる。
 
その場合のコストもかかるし、
ただ配達するだけの場合と、
配達と給油までしてくれる場合とで
またコストも変わるので、
一概にランニングコストを比較するときには
あらゆるパターンがあることも考慮しなければいけない。
 
こういった情報検索や
ランニングコストの比較など
60代、70代の高齢の親ができるか?
というと老化がはじまった高齢な親は
40代の現役世代のようには
現実問題としてできない。
 
水回りの修理は50万、100万単位、
外壁は150万、200万単位で
高額のお金がかかることや
情報検索、業者選定の難しさ、
そして、さらに恐れなければいけないことは
悪徳業者の標的にされないこと!!!
 
高齢の親がおいそれと
怪しい業者に連絡してしまって、
悪徳業者内のリストにのってしまったら
本当に悲惨なことです。
 
リアルに悪徳業者のリストにのって
しまった高齢者を知っています・・・(悲惨)
 
その話はまたの機会に・・・
 
ということで、老後の持ち家のリスクでした。
 
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