ワーママのミカタ

ワーママの見方と味方。ハレてもケでも子育て。

中学受験塾への不信感と高校受験の絶対評価のデメリット。

 
塾もいろいろ
   
先日、 長女のお友達のママで
お友達のお兄ちゃんの高校受験が
無事終わったママと立ち話して
いろいろと考えさせられたことがありました。
 
一言で言って、
高校受験、内申が大変だわよ〜〜〜
とため息混じりの感想でした。  
 
よく聞く、高校受験の内申点が大変問題。
 
地方の高校受験と
都内の高校受験って
そもそも仕組みがちがうの?
それとも時代なの?
 
知識がなければ経験もないとなると、
経験談がすごく頼りになります。
 
そのママ曰く、
都立高校受験は内申点の占める
割合が高いから、
評定が「1」違うだけで結果にも
大きく左右されるという。  
 
そのお兄ちゃんは晴れて
第一志望校の高校に入学したのですが、
そのママは、高校受験がとっても大変で
考えさせられることも多かったから、
妹には中学受験も考えている
ということを話していました。  
 
お兄ちゃんは、
e○aに通っていたけれど、
塾の対応への不信感から
転塾したらしい。  
 
e○aを辞めた理由は、
(一部の地頭のよい秀才たちには
適した進度、内容かもしれないが)
フォローが手薄すぎて半年で辞めた、と。  
 
うちも、2ヶ月でe○aを辞めた身、
私の感覚も近いものがあったので、
塾への不信感をもっている親は
意外と多いのかもしれないな
なんて感じた。
 
高いお月謝払っていれば、
それに見合うペイがあるのか
見極めるのは親の役目でもあります。  
 
不信感をもちながらも
つづける選択肢もあれば
辞める、または転塾するという
決断をする親もいれば、
ここまで頑張ったんだから
結果がでるまで、あと少し続けてみよう
と信じて疑問に思いながらも
通い続けるという選択肢もあるわけで、
こどもに適した塾選びって
なかなかハードルが高いのかも、
と感じたわけです。        
タイトルの絶対評価相対評価ですが、
高校受験で大きく影響する通知表ですが、
(通信簿といったり、あゆみといったり、)
高校受験は通知表の評価が
内申点として大きな割合を占めるようです。  
 
その、通知表が、「絶対評価」だと知っていましたか?
 
わたしは、長女が小学校に入学して
はじめて通知表が
絶対評価」になっていることを
知りました。
 
調べると2002年のゆとり教育から導入され
絶対評価」にかわって
きているようです。
 
そう考えると、もうずいぶんと
前から絶対評価なんですね。
 
私が、小、中、高のときには
もちろん、相対評価
 
5段階評定でいえば、例えばですが、
評定5が5%
評定4が15%
評定3が60%
評定2が15%
評定1が5%  
という風に、集団のなかで
比較するのが相対評価
 
一方の、絶対評価は、
集団と比較されることなく、
個人の学力のみで評価されること。
 
例えばですが、相対評価では
生徒の評定が「5」の生徒も、
「1」の生徒も一定数いますが、
絶対評価になると、
「5」や「1」がいないという
ケースもあるのです。
 
また、極端に言えば、
全員が同じ評定というケースも
ありえるのが絶対評価です。
 
小学校に入学して担任から
通知表は、「絶対評価」であると
評価方法をはじめて聞いたときには、
他者と比べることなく個人の力を
評価してくれる絶対評価は、
とてもよいと単純に思ったものです。  
 
が、高校受験を経験したママは、
絶対評価がいいとはいえない、
と言っていました。
 
その理由は、評定を3→4にあげるのは
本当に大変であること、
集団と比較しての評定ではなく、
個人の能力が基準となるため、
1段階あげるための基準が曖昧、
評定「3」の生徒が多すぎて、
同じ評定「3」でも学力の開きがあるのに、
点数化してしまうとみえにくいこと、
などをあげていました。
 
なるほど〜とうなずきながら
聞いていたものの、
まだまだ高校受験なんて未知すぎて、
わからないことが多すぎ!