「セフレですよ、不倫ですよ、ねえ、最低でしょ」にみる男の権力。
はてな界隈のブログ文学
はてな界隈でざわついたブログがありまして、
その緻密な構成、染み込む表現、
文才、視点、余韻どれをとっても頷ける
ブログがタイトルのブログ記事。
ぐっと心に響きまして、
女性学のテキストのコラムに
のせてほしい気持ちでいっぱいです。
ねえ、マキノさん。彼らは、恋愛やセックスの話をしていたんじゃないんです。自分がいかに他人を振り回して身勝手に振る舞えるかという話をしていたんです。あのね、彼らは、権力の話をしていたの。相手だけが自分を好きで、自分は関係の楽しい部分だけを吸っていて、いいなりにさせていて、相手はたぶんそれを不本意に思っているけれど、関係がなくなるのが怖くて言えない。その非対称性を、自慢していたのよ。そういうのが権力だと思っているのよ。
世の中の深層でうごめく性意識を
男の権力の自慢とする
どろっとした感触のはずが、
読後、爽やかな気持ちになるのは
何故だろう。
だからブログがすき
わたしははてなブログに身をおいている
弱小ブロガーですが、
はてな界にいると
やっぱはてなっていいよね
と思ってしまい、
ブログ界隈に戻ってきてしまうのです。
こういうブログに出会えるから、
だからわたしはブログがすき。