ワーママのミカタ

ワーママの見方と味方。ハレてもケでも子育て。

ワーママ「40代の崖」説。

40代ワーママのアンテナ
 
ここ数年、特に最近じんわり考えている
40代ワーママキャリアの模索。
 
今の仕事が好きでやりがいもあり、
職場の人間関係も良好、
待遇も満足している。
 
こんな三拍子そろった仕事で何が不満なの?
というと、不満は何もない
 
今の仕事を続けたい。
でも、この会社では数年先には
異動もしくは転勤がある。
 
全国転勤という会社の制度に則る以上、
これは逃れられない宿命。
 
ワーママには比較的配慮されている
ホワイト企業ではあり、
こどもが未就学児のうちは
ある程度の希望は通る。
 
が、こどもが小学校高学年あたりに
なってくると、
ひたひたと忍び寄る転勤の打診。
 
わたしもあと5年以内には
打診されてもおかしくはない
立ち位置にいます。
 
実際に同期男性陣は
みな既婚子持ちですが、
全国転勤の内示がでた結果、
家庭の事情により
同期男性陣みな単身赴任という現実。
 
「会社」という組織のなかでは、
異動があり転勤があるのは
当たり前のルールであり、
会社が求める人材になりうるべく
ジョブローテーションがあるのも
当然である。
 
当然ではあるが、
そのジョブローテーションと
キャリア形成を考えると、
ワーママとしての限界を
どうしても感じてしまう。
 
こども優先でいたマミートラック時代は、
消化不良のまま過ごしていた。
 
専門職に復帰して仕事への
やりがいが再浮上し、
仕事で貢献したいという気持ちは
当然ある。
 
で、「今」は良い。
今はこれで良い。
 
でもその「先」は?
 
どうキャリアパスを描くのか?
 
ロールモデルとなるワーママ先輩の
道を続くのか、続かないのか。
 
私が一番ひっかかるのは、
やはり「全国転勤」という仕組み。
 
独身時代はまったく感じたことはなかった。
「自由」を謳歌していた独身時代は
会社都合でどこにとばされようとも、
不満はありつつもそれを当然のごとく
受け止めてきた。
 
その中で評価されることを目指してきた。
 
でも、いま。
 
人生の「幸せ」を考えるとき、
会社都合でサイコロのように
ころがされる転勤や異動に
この先もなびいていくのか。
 
最近、ワーママはるさんネタが
つづきますが、2019年冬あたりの
Voicyが刺さりまくるのですよ。
 
とくにこの回も刺さった内容。
 
#232出世しないを選択したワーママがキャリアを語るな
 
前段として朝日新聞社の取材を受けて、
それがヤフーニュースで取り上げられて
コメントが盛り上がった(一部炎上)
という背景があるのですが、
記事でまとめられております。
 
 
40代ワーママの崖とは
 
このなかでワーママはるさんがいう
「40代の崖」説。
 
40代半ばになると、会社がお金をかけて育てようとする社員ではなくなります」。
 
その通り。
40代を超え「半ば」になると
会社側がコストをかけて
育てようとする人材ではなくなる。
 
なぜならばそのコストを
将来性のある20代、30代にかけたほうが
リターンが大きいから。
 
アラフォーのワタシには
この現実は至極自然に
受け入れられる実感がある。
 
40代はもう「のらりくらり」と
組織に居続けることはできない年代。
逃げ切られる今の50代とはちがう。
 
現に早期退職やリストラは
40代半ばから始まっている。
 
 
 
 
ではあるが、これを好機ととらえて
新たな舵をきって転職するのも
また選択肢。
 
会社の都合ではなく、
自分の視点で、
人生の目的である「幸せな人生」を
歩むために会社になびきつつも
うまく利用していかなくてはいけない。
 
私が後々人生を振り返ったとき、
挑戦しなかったことを
後悔したくはない。
 
だから、「今」、挑戦する。
 

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