ワーママのミカタ

ワーママの見方と味方。ハレてもケでも子育て。

ワーママを苦しめる「圧」。

 
母であり会社員であり
 
緊急事態宣言が解除され、
6月に入り、企業活動を再開した会社が
多く見受けられます。
 
観測範囲では、業種によっては引き続き
在宅勤務継続というところもある一方、
The日本的な企業であったり、
古い体質であったりする企業は
フル出社を求められているのでは
ないでしょうか。
 
小学校は週に数回、数時間という
分散登校がはじまったものの
本格的な始動はまだまだな小学校。
 
対して企業活動再開で出社を求められたとき、
母として、会社員として、
ふたつの顔をもつワーママは
葛藤のなかで出社をせまられます。
 
出社セヨっていっても
小学校のこどもの世話はどうするの?
学校がはじまらないなかで
留守番?
学童?
祖父母?
夫婦で協力してやりくりするのか
という諸々の選択肢を
できる限りならべて検討する。
 
そのなかには会社に休暇を申請をする
という選択肢もある。
 
私の属する会社において
小学生のいる家庭については
コロナに関連する欠勤については
特別の配慮をセヨという上からの指示のもと、
コロナによる特別休暇が付与されています。
 
3月のときの急な休校措置や
いまの分散登校においても
コロナによる休暇の申請はでき
有給休暇扱いとなります。
 
3月の休校ではこの制度を使って
休暇をとっている社員もいましたが、
が、が、これが制度上は
申請できるけれども、
実際は申請しづらいという矛盾。
 
いや、できるんです。
正確には、しない、が正しい。
 
なぜならば、「圧」があるから。
 
同じ境遇で同じ小学校の子をもっていて、
出社する社員がいる。
 
とすると、この休暇制度を使って
休もうとすると後ろめたさを感じる。
というか、休みづらい、
というか休めない、という負のループに陥る。
 
実際、小学生のこどもがいる場合、
6月の分散登校でも学校再開になるまでの
2週間、休暇申請しても問題ないのですが、
申請している人はごく少数。
 
なぜならば、「圧」があるから。
 
この「圧」がなかなかの曲者。
 
同じ小学生のこどもがいるワーママで
出社している人がいるという「圧」を
はねのけるのはなかなかに労力がいる。
 
わたしは学童と在宅の夫に任せる
というを選択しました。
 
同じ部署の同僚はこどもに留守番を、
他の同僚は祖父母に、
もうひとりの同僚は数日は休暇を
申請したもののそれ以降は
学童を利用するという選択を。
 
それぞれのワーママ事情を抱えての
緊急事態宣言解除明けの出社。
 
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