ワーママのミカタ

ワーママの見方と味方。ハレてもケでも子育て。

40代ワーママ、キャリアをあきらめない。

  

卒マミートラック
 
子育てで30代使っちゃったアラフォーの私。
 
ワーママ歴12年。
 
育休、復帰、時短、育休、復帰、時短・・・
と繰り返しながら30代をすごしてきた。
 
マミートラックという言葉が浸透して
随分たつ。
 
自分自身もいろいろ経験したし、
まわりのワーママを見聞きする機会も
たくさんあった。
 
ひとつわかったことは、
自らマミートラックを選択したワーママ、
マミートラックに期せずして
のってしまったというワーママ、
意外にもマミートラックの居心地が
良すぎて、マミートラックに
居続けたいという意思をもつワーママも
一定数いること。
 
わたしは前部署では
ワークライフバランスを考えて、
育児優先で仕事ができる部署を希望し、
時短をとってこどもの病気には
看護休暇を使って休み、
保育園に5時に迎えにいけるよう
勤務時間を調整して、
突発的な休みにも対応できるよう
細切れ的な仕事を任され、
時短分、お給料はぐんと減り、
仕事のやりがいを見いだせないなか
「育児優先」「今だけ」と
思いながら過ごしていた。
 
そう、まぎれもないマミートラックを
過ごしていた。
 
マミートラックって
語弊はあるかもしれないけれど
いわゆる「ぬるま湯」。
 
自分で望んだ環境ではあるけれど、
キャリアを諦めたくない自分がいつもいた。
 
同期男性陣は出世道を進んでおり、
全国転勤のため単身赴任という境遇でも
仕事に邁進している男性が多いなか
一方の同期女性陣は、
子育て中という免罪符のもと、
転勤を免除され近県を異動しながら
ヒラをつづけているワーママたちが多い。
 
実際のところ、同期ワーママには
40代に突入して昇進への
打診もちらほらあるようですが、
実際には打診を辞退しているという話も聞く。
(結果、同期女性陣みなヒラ)
 
わからなくもない。
子育て中は、こどもが未満児だろうと、
幼児だろうと、小学生だろうと、
中学生だろうと、
いつだって「母」に変わりなく、
子育てがおわるわけではない。
 
子育てと仕事の trade-off。
「いつ」マミートラックを脱するかの
選択の正解はない。
 
最後の育休と思ってのぞんだ末子の育休は、
最長の2年間をとった。
 
2年間の育休中にキャリアアップを図り、
通信の大学に通いながら
その分野では難関資格とされる
国家資格を取得をした。
 
復帰前の上司とのヒアリングでは、
育休中にキャリアップのために
資格を取得したこと、
仕事復帰した際にはそのスキルを活かして
働きたいと専門職としての現場復帰
強く訴えた。
 
念願叶って、この4月から異動となり
希望部署に配属となった。
 
キャリアを諦めない気持ちと自分の意思で
マミートラックはいつでも抜け出せると
信じている。
 
責任をもって仕事に邁進するには
育児優先ではいられないときもある。
 
正直、仕事に忙しいときには
充実感のなかに、ふと家族の何かを
犠牲にしている気がするときもある。
 
それは自分で選んだキャリアであり
自分が納得して進んだ道だ。
 
今、私は仕事に誇りとやりがいがをもち、
そして、自分がたずさわっている仕事がすきだ
と自信をもって言える。
 

f:id:wamama-mikata:20190531104635j:plain