ワーママのミカタ

ワーママの見方と味方。ハレてもケでも子育て。

ライスワークと割り切りたいのに。

 

隣の芝生
 
前部署では、いわゆるTHEマミートラック的な部署でした。
 
時短を思う存分とれて、
看護休暇は取りたいときには取れて、
休むことへの圧もほぼほぼなく、
ノルマもなく、細切れの仕事を
淡々とただ淡々とやっていました。
 
仕事と育児の両立という面では、
かなりかなーり恵まれていました。
 
でも一方で、ぬるま湯につかっていた自分には
「やりがい」が見いだせなくて
くすぶっていた。
 
子育てで30代使っちゃって、
マミートラックから抜け出せなかった
自分にとって
30代はキャリアの面では空白期間。
 
それでも「今だけ」「こども優先」
と念じながら過ごしてきたし、
その30代を否定することは
自分自身も否定することだから
あえて「やりがい」なんてものは
奥底においやって考えないでいた。
 
この4月、希望部署への配属となった。
はっきりって忙しい。
そしてその分、やりがいもある。
自分が携わりたかった仕事だし
求められている実感もある。
キャリアとしても自分自身の
糧になるとも思う。
 
でも、同時にやりがいが大きければ大きいほど
メンタル的にも凹むことあって、
気持ちのはけ口が必要。
逃げたいときも正直ある。
転職もよぎる。
 
でも、今の環境が恵まれていることも
自覚している。
時短をとりながらも手取り30万そこそこの
お給料がもらえて
職場の同僚もみな温厚で親切、
人間関係でのストレスはほぼ皆無。
 
今の職場を手放したとしたら、
今と同じ待遇で同じやりがいをもって
できないとも思う。
贅沢な悩みだとも思う。
でもライスワークと割り切れたら楽なのに、
と思うこともある。
 
結局、隣の芝生をみているのだ。
 
マミートラックを走っていたときには、
キラキラしたやりがいのある仕事を夢見て、
いざ、マミートラックを脱して
希望部署への異動が叶って
やりがいを持ったら
メンタル的にきついこともあって
やっぱりマミートラックの
ぬるま湯が良かったと思い出したり。
 
こんなもやもやした気持ちの根源は
きっとそう、PMSだからなのだ。