ワーママのミカタ

ワーママの見方と味方。ハレてもケでも子育て。

ゴールはわが子とセックス話!? とにかく明るい性教育のじまなみさんの話。

 

ある日、質問は突然に
  
 
「ぼく(わたし)ってどうやってうまれてきたの?」
「どうやってこどもってできるの?」
はたまたど直球に  
 
「セックスってなに?」  
 

なんてこどもから聞かれたら
やっぱり、心の準備をしていない
親はもごもごもごもごもごもごしてしまうものです。  
 
ついつい親が言ってしまいな言葉。
 
「そんなこと、知らなくていい」    
 
こう言われたら、
こどもたち、 もう親には性について、
聞けなくなるそうです。  
 
そして、手を出すのは、ネットの検索。 
 
ネットの世界は想像以上の情報が氾濫
  
いまや、インターネット、YouTubeSNS
あらゆる媒介が
こどもたちのすぐ身近にあります。  
 
ドラえもんで有名な誰もが知る
「しずかちゃん」  
 
この愛らしいキャラクターの名前を
YouTubeで「しずかちゃん」と検索して
どんな動画がでてくるか想像できますか?  
 
そこには、国民的に愛されるアニメから
1クリックで、たった一回のクリックで
卑猥な動画を見れる現実があります。  
 
これは、「アンパンマン」だったとしても
5回もクリックしていけば
卑猥な動画までたどりつけてしまうとのこと。
 
そのくらい過激な衝撃的な非現実的な世界が
こどもがいともかんたんに
アクセスできてしまうネットの世界への扉は
こどものすぐそばにあります。
 
そんなこと、知らなかった。
考えもしなかった。
性についてなんて 
自然に得る知識だと思っていた。  
 
それがわたしの率直な感情であり、 
今回、
“とにかく明るい性教育パンツの教室”を
主催するのじまなみさんの話を聞いて、
私が性教育について鈍感であったことを
思い知らされました。  
 
多くの親は、
いやいや、うちの子は大丈夫よ
スマホももたせてないし、
YouTubeだってみられないから。
と思っているかもしれません。  
 
いま、格安スマホの普及で、
こどもケータイをもたせるよりも先に
格安スマホをもたせる家庭が
急増しているそうです。  
 
そして、中学生で約5割以上の家庭が
フィルタリング機能をつけるのに、
小学生では2割しかフィルタリング機能を
つけていなというデータがあるようです。  
 
自分のこどもがスマホをもっていなくても
友だちがもっている可能性だってある。
友だちと動画をみる機会だって
あるかもしれない。    
 
性の話は、
日本ではなんとなく、
いや、はっきり言ってタブーな話題です。  
 
でも、こどもは興味津々。
親が隠せば隠すほど、
親がタブー視すればするほど
その興味対象はネットの世界へうつります。  
 
正しい性知識は家庭から
  
そこで、はたして、
ネットの世界から正しい知識は
身につけられるのでしょうか?
答えは、間違いなくノーです。  
 
じゃあ、性教育って誰がやるの?
学校?
 
学校の性教育では、
「セックス」という単語は学校指導要領に
のっていないため 「セックス」について
教えてはいけないということになっています。    
 
親が
逃げず、
怒らず、
ごまかさず、
(パンツの教室ではこれを
3ナッシングと言っています)
こどもに性について正しい知識を
教えることがこどもを守るために必要です。
 
自然にまかせていればいい、
そう思っていたら
こどもは独り歩きしてネットの
あふれる情報に勝手に
アクセスしてしまいます。
 
親子で性について話し合える親子は
信頼関係が厚く、
性犯罪にあう確率が低いと言われています。
 
今、年間にだいたいどれくらい
性被害にあうこどもがいると思いますか?
 
親に怒られるから言えない
自分が悪いから言えない
恥ずかしいから言えない
 
親にいえずに自分の心に閉じ込めてしまう
こどもも一定数いるはずです。  
 
そして、ニュースとして件数に
でてくる犯罪数は、
親が警察に届けた件数です。
性犯罪の数は、
氷山の一角にすぎないといえます。
 
うちは男の子だから大丈夫、
と思う男の子のママもいると思いますが、
実は13歳未満のこどもは、
男の子も女の子も性犯罪にあう確率は同じ
と言われています。
 
性犯罪者の多くは、
性教育を受けていない人を狙うそうです。
なぜか?
性教育を受けている子は、
防犯の話をたくさんされています。
ここを触られたら逃げなさいと
教えられています。
 
正しい性の知識、こどもを守れるのは親、
そのための備えができるのも
親であると改めて感じました。
 
のじまさんの性教育の話は、
以下のサイトでも
詳しくまとめられています。
またメールマガジンも配信されているので
ご興味のある方は参考にしてみてください。
 
ご著書も品薄状態だそうで、
それだけ性教育への関心が高いということですね。