ワーママのミカタ

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教育虐待?幼児教育漬けの日々、英才教育ママのその後。

 

英才教育ママのその後
  
習い事で知り合った
あるご家庭の話。
 
他所様のご家庭のこと
他人がとやかく言うことではないんですが、
それでも、昨今気になる
「教育虐待」というワード。
 
親の熱意と情熱が歪んでしまったが
ゆえに起きる悲劇だとは思いますが、
どんな親だって、
こどもため、
こどもの将来のため、
こどもの未来のため、
と信じて疑わずにやってきている
のだと思うのです。
 
それが、どこをどうなってしまったのか、
傍からみていても、
もうどうなっちゃうんだろう?
と他人事ながら気になってしまう
ご家庭があります。
 
小学校入学前の幼稚園のときから
幼児教室に通っており
かつ週5フルで
右脳開発教室やプログラミング教室、
ピアノ、家庭教師など
勉強系の習い事でうめている
超ハードな生活をおくっていた
英才教育ママのお子さま。
 
 
頑張ったかいあって
めでたく念願の私立小学校に
入学して万々歳と思いきや、
物事はそう単純ではなかったようです。
 
ママはますます教育にのめり込み、
ママの教育が問題だったのか、
学校側の教育があわなかったのか、
あんなに切望して志願して入学した
私立小学校を退学するかもというような
不穏な話がでているそうで。
 
発表会でお会いする度に
あれこれトラブルをおこすママでした。
幼稚園の行事とピアノ発表会の日程が
重なったからといって、
ピアノ発表会のプログラムを
自分たちの予定中心に組み替えてもらったり、
あるときは発表会の日が
マンションの改修工事と重なるという
理解できない理由で
一週間前に発表会をドタキャンするという
ありえない連絡をよこしたり、
とにかくお騒がせママ。
 
こういったことがあるので
薄々気づいていましたが、
この教育ママはモンスターなところが
多分にあって、
物事がうまくいかないのは、
自分たちに非があるのではなく
まわりを悪者にして
自分たちは被害者であると
思っている思考回路。
 
だから学校でも
自分たちが思う通りにいかないことは
学校側にいろいろと
難癖をつけていたようで
そのため、学校の副校長からも
度々電話がきているそうです。
多分、学校側からしたら
モンペ認定されていると思われる。
 
それを、事あるごとに自分たちに
電話してくる副校長を
ストーカーだという教育ママ。
このママが副校長をストーカーよばわり
したときには、もう唖然呆然。
  
他人にはわからないことだらけですが、
こどもに過度な教育を
押し付けたその先に
何があるんだろう、
何を目指すんだろう。
 
その教育ママのこどもが
七夕に書いた願い事は
「東大理Ⅲ合格」という・・・
 
本当にこどもの夢なのか
親の気持ちを忖度した夢なのか、
なんだか物侘しさを感じます。