将来の年金額 How much? 時短ワーママさん、将来年金がお得になる手続きしてますか?
将来の年金How much?
将来の年金額を、
ネットでシミュレーションできると知り、
さっそく、私もやってみました。
必要なIDを取得するために、
ねんきんネットのHPで
基礎年金番号やメアドなどの登録をして、
4日ほどで1枚のハガキが
おくられてきました。
わくわくしながら
ハガキに記載されているIDからログインして
「かんたん試算」をクリック。
ちなみに、
学生時代、20歳〜24歳(卒業)まで
親が国民年金を納めてくれており(多大なる感謝)、
新卒の25歳から約15年間厚生年金を支払い済(未納なし)、
受給予定年金見込額、
月額140,541円
ですって。
「予想していたより高い」
って思っていいのか、
14万ちょっと。
なるほど〜ですね。
多いのか少ないのかもわからなくなってきた今、
わかっていることは、
年金だけに期待してはいけない、ということ。
時短ワーママさん必見の年金みなし措置
ちなみに、ワーママのみなさんは
ご存知の方も多いと思いますが、
厚生年金には
養育期間の従前標準報酬月額のみなし措置
というものがあり、
(1)次世代育成支援の拡充を目的とし、子どもが3歳までの間、勤務時間短縮等の措置を受けて働き、それに伴って標準報酬月額が低下した場合、子どもが生まれる前の標準報酬月額に基づく年金額を受け取ることができる仕組みが設けられたものです。
簡単にいうと、
時短とるとお給料が減っちゃうよね、
でもそれにあわせて将来の年金も
減ってしまうのを助けようと
こどもが3歳までは育休前と同様の
勤務形態とみなして、
年金額を算出してもらえる、
というとてもありがたい制度です。
何がお得かというと、
育休前に30万のお給料をもらっていたとしましょう・・・
その場合、納める厚生年金保険料は27,450円になります。
(注:全額は54,900円のところ、会社と折半して個人負担額が27,450円)
育休後、時短になって
お給料が例えば30%減の
20万になった場合・・・
納める厚生年金保険料も応じて減額になり、
その額18,300円。
そうすると、将来の年金額も
この18,300円を基礎に算定されるので、
育休前のお給料(30万)のときより
低くなってしまいます。
この時短勤務でお給料が
下がる期間(こどもが3才になるまで)、
育休前と同じ厚生年金保険料である
27,450円を納めたとみなして、
年金額を算定しよう、という制度。
27,450円-18,300円の差額の9,145円を
払っていることにみなそう、
という制度がみなし措置なのです。
これは時短ワーママに(もちろん時短パパにも)
やさしい制度ですよね。
わたしもこの制度のおかげで、
育休後、時短勤務を続けていますが、
みなし措置が適用されて、
育休前の厚生年金保険料で、
将来の年金額が算定されております。
ただ、この制度の注意点、
そ・れ・が、本人の申し出による、
ということです。
これは本人が
「厚生年金保険養育期間標準報酬月額特例申出書」
を会社経由で年金機構に申し出をすると適用される制度です。
ですので、申し出をしないと適用されない、
という、申請主義のお役所あるあるの
なんとも不条理な制度。
必要な添付書類は
1.戸籍謄(抄)本または戸籍記載事項証明書
2.住民票
です。
復帰して、時短をとっているワーママのみなさん、
会社にこれらの書類を
提出した心当たりのない
時短ワーママさんは要確認です。
*時短を取得せずに、育休前とおなじ勤務時間の場合は対象とはなりません。