ワーママのミカタ

ワーママの見方と味方。ハレてもケでも子育て。

女性「だから」ではなく女性「こそが」躍進する時代の予感。

 
動いた人事、確かな風
 
私の会社は雰囲気でいえば、
the日本社会というほどには古くはなく、
かといってそれなりの規模、歴史もあるので、
ベンチャーや新興企業のように
いい意味でのゆるさはまったくなく、
規律や規則はきっちり決められているし、
(それゆえ)法令遵守企業であることを
大々的に掲げる企業であって、
時代の法律に敏感なところも大きい。
 
男女比率は専門職でみると、
半々にちかい比率。
現に同期の男女比は1対1とほどよく均衡。
 
お給料や昇進で、男女での区別はなく、
育休というブランクがなければ、
男女の昇進度合いに差はない。
 
が、しかし、上の役員の顔ぶれをみると、
見事に男ばかり。
 
じゃあ、やっぱり男女区別があるのだろうか。
 
上の役員まで上り詰めるというのは
ある種の政治力であったり
培った人脈でもあるから
男女比云々は関係ないことなのかもしれない。
 
ではあるが、見事に男ばかり。
そう女性活躍推進法が施行されるまでは。
 
数年前にとある役員の席に
女性がはじめて抜擢されました。
激震ものでした。
 
その女性初の役員となった方は、
前部署の激務部署で
お世話になった大大先輩であり
役員大抜擢の人事の知らせには本当に驚いた。
 
当時、暗黙のうちには、
女性活躍推進法の施行という
時代の後押しがあった影響だと
囁かれた部分もありましたが、
それでも、私の知る大先輩の大出世は
とてもうれしい人事だった。
 
そして、その女性初の役員を
無事勤められた大先輩は、
この秋に退任。
 
そして、次にその役員の席につくのが
だれかと思っていた矢先、
またもや衝撃の人事。
 
代つづいて、女性がその席につくという
人事が発表されました。
 
これには、時代が変わっていく実感を
ひしひしと感じています。
 
 
ちなみに、
初代女性初の役員となった方も、
2代目の女性役員の方も、ワーママです。
恐れ多いワーママの大先輩。
 
これは、女性「だから」抜擢されたのではなく、
女性「こそが」抜擢された人事だと感じます。
 
これからますます女性が躍進する予感。
 

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