ワーママのミカタ

ワーママの見方と味方。ハレてもケでも子育て。

わたしの仕事人生は結局レールの上。でもレールの上を走りつづける今。

 

私の仕事人生、夫の仕事人生
  
私。
「新卒から同じ会社に勤務、転職経験なし。」
一行ですむ私の仕事人生。
 
反面、夫。
「新卒で就職。
数年後に転職してフリーランスに。
その後就職した会社を独立して、最初の会社の同期と共同経営にて役員に。
収入が安定しはじめた頃、自分で会社を立ち上げ起業。
新規事業立ち上げとともに別会社を起業。
両手ほどの優秀な社員に囲まれ今に至る。」
 
簡潔にかいても、これだけの行数を要する夫。
 
 
夫とは、学生時代からの付き合いであり、
最初にあったときから数えれば
もう20年近くの月日が流れています。
 
学生生活、就職、結婚、
転職、フリーランス、起業、経営、
と夫の人生を一番ちかくでみてきた私は
夫の仕事人生をみるとき、
振り返ってわたしの会社員人生は
なんて単調で、
なんて平穏な仕事人生なんだろう、
と思わざるを得ない。
 
私の仕事人生が凪だとすると
夫の仕事人生は荒波。
 
私の仕事人生が路線図のある
レールの上だとすると、
夫の仕事人生は
地図のない海原の上。
 
夫が仕事の話をするとき、
私の仕事人生では接することはないであろう
人たちがいることを知り、
ビジネスの世界の広さを知る。
そして、そんな夫がたまにまぶしい。
 
レールの上を行く未来
 
私の仕事人生は10年後の未来が
ほぼ予測できるけれど、
夫の仕事人生は10年後の未来どころか
5年後の未来も予想できない。
 
でも、レールの上を歩いていくのは私の意思。
 
夫が起業したときにも
「わたしは仕事をやめない」
と決意したけれど、
いわば、私は家族のセーフティネット
 
夫の事業が今度どうなるかなんて
保証されてはいない。
 
でも私の会社員人生は、
今のところ、レールの上を走り続ければ
一応は保証されている未来。
 
そして、産休、育休を何度とっても、
復帰する場所を用意してくれている
ホワイトな会社。
福利厚生も充実。
会社は従業員規模でいえば、大企業。
大企業ゆえに全国転勤は避けられないけれど、
フルタイムで働けば
私が一家を支えていける。

 

キャリアップは自分のために
  
また、レールを降りるのも私の意思。
 
産休、育休を何度も取って復帰できる席を
用意していてくれる会社に対して、
私は感謝の気持ちをもっている。
だから、私は復帰したら、
できる限りの最大限の能力をもって、
仕事をしていきたいと思っている。
 
同時に、
私は、自分の人生もこどもも
家族も犠牲にしたくはない。
自分と家族の健康が一番だし、
家族の笑顔を犠牲にはしたくない。
 
だから、家族を犠牲にしてまでも
仕事にしがみついていく意思は
いまのところない。
 
だから、どこかでポキッと折れて、
退職を決意する日がくるかもしれない。
 
だとしても今の会社をやめたとしても、
働き続けると思う。
 
そのためにも、
どのような道にも進められるように、
仕事をつづけていけるように、
自分のキャリアップのため、
自己研鑽をしているのかもしれない。
 
 
レールの上を走りつづけるのは
今のところ私の意思。
 

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