ワーママのミカタ

ワーママの見方と味方。ハレてもケでも子育て。

シングルマザーの選択肢。

結婚生活も山あり 谷あり
 
シングルマザーの厳しいゲンジツについて記事にしました。
 
私と夫、いつの間にか
結婚生活が10年以上たちました。
 
その間、夫に対してイライラしたことは
数知れず、もちろん時には
荒波もありましたが、
総じて凪状態であり、
今まで「リコン」という言葉については
真剣に考えたことはありません。
 
が、この世には、
「絶対」ということは存在せず、
「まさか」の坂もあるとして
(離婚のみならず、死別など)
自分が仮に、もしも万が一、
シングルマザーになったとしたら・・・
と仮定してみました。
 
今、正社員の職を得ているので、
一馬力でこどもを育てていく自信はあります。
 
幸い、福利厚生の手厚い会社にいるので、
社宅や借り上げ宿舎に住めば、
家賃はそれほどかからず生活でき、
+児童手当、児童扶養手当などを
もらったら経済的に困窮はしない
程度だと考えています。
 
ただ、この場合、
こどもの大学進学などはある程度
選択肢は狭まる(奨学金、国立など)
と考えられる。
 
(死別の場合は)
遺族年金、生命保険等を
もらえるので、今の生活水準は
維持できるだろうと考えています。
 
ただ、この先、何があるかわからない。
私がもしかしたら会社をやめざるを得ない
状況に追い込まれるかもしれないし、
養育費を十分に受け取れる状況にある
という保証もない。
 
選択肢は限りなく多い方が良い。
選択肢のひとつとして私は、
この道を考えています。
 
シングルマザー人財活用のための手に職
 
それは、「手に職」の道をすすむこと。
 
医療、福祉職において国家資格を取得し、
その道で稼いでいくこと。
具体的には、
看護師、保健師作業療法士などの
医療職を目指します。
  
ひとり親への公的な支援策として、
「高度職業訓練促進給付金」
というものがあり、
月10万円(月8万円)もらいながら
手に職となる
「看護師」
「保育士」
作業療法士」など
就職に有利になる資格取得を目指すことができます。
 
(参考)

www.mhlw.go.jp

看護師や介護福祉士等の資格取得のため、
1年以上養成機関で修業する場合に、
修業期間中の生活の負担軽減のために、
高等職業訓練促進給付金が
支給されるとともに、
入学時の負担軽減のため
高等職業訓練修了支援給付金が
支給されるというもの。
 
選択肢は自分で切り開く
 
ちいさいこどもを抱えて勉強なんか
できるわけないって?
月10万円(8万円)では生活できないって?
 
でも長い目でみたら、1、2年踏ん張って、
国家資格を得ることは
この先の長い仕事人生を支える
強い武器になると考えます。 
 
再度、シングルマザーのデータを紹介。
(参考データ)
 
  • 末子の年齢が高くなるにつれて、「正規の職員・従業員」の割合が増加し、「パート・アルバイト等」の割合が減少する傾向が見られる
  • 現在働いているシングルマザーで、資格を有している割合は 61.2 %
  • 資格が「役に立っている」と回答があったうち「作業療法士」が 100.0 %と最も高く、次いで「看護師」が 97.4 %、「准看護師」が 94.1 %、「介護福祉士」が 89.1 %、の順となっている。
シングルマザーのうち、
資格を有している割合は6割以上であり、
介護職、医療職の資格が役に立っていると
回答する割合多い。
 
末子がちいさいうちは、
パート・アルバイトなど
不安定な形態であっても、
末子が成長するにともない
「正規の職員・従業員」の
割合が増加しています。
 
その場合、上記の資格を有していれば
選択肢の幅もひろがり、
経済的にも間違いなく
安定するだろうと思われます。
 
そして、介護職、医療職は、高齢社会が
進行していく日本社会において、
慢性的に人手不足が深刻化している
分野であり、売り手市場は中長期的に
つづくと考えられる。
 
こういった制度がはたしてどの程度
認知度があるのだろうか。
 
シングルマザーの支援策が
もっともっと充実すべきだと
個人的には考えています。
 

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