ワーママのミカタ

ワーママの見方と味方。ハレてもケでも子育て。

問われるリーダーシップと休校延長の余波。

 
予測不可能な波
 
都内で都立高校の一斉休校の延長が決まり、
小中もそれにならって
一斉休校が継続すると思いきや、
自治体で対応がわかれており
大変興味深く見守っています。
 
23区内でも都立高校にならって
休校延長を決めた区がほとんどですが
どの自治体も横並びに実施するかと思いきや、
世田谷区では3日に1度の分散登校を
実施すると発表しました。
 
この時期にどういう対応をするのか
首長の判断、そしてリーダーシップが
問われます。
 
3月に突然の全国一斉休校が決まったときは
1ヶ月後の新年度には学校が再開されるはず、
と多くの人が思っていたんじゃないだろうか。
私もその一人です。
が、事態は予測不可能な方向へ流れています。
 
5月には運動会がある学校も
あると思われますが、
運動会はもはや例年通りには
行われないだろうし、
その他もいろいろ変更していくことに
なるんでしょう。
 
休校中の学習は?
新1年生は休校にうまく順応できる?
高学年は林間学校があるけれど
それも延期?中止?
 
こういった予測不可能なことがつづくなか
「慣例」や「例年通り」といった
風習を良しとする
行政機関や教育機関が多いなか、
その波とどう対峙していくのか、
その波をコントロールできる首長であるのか、
また校長であるのかがわかるのは
大変興味深い。
 
今は、SNSで瞬時に情報が伝わるので、
遠くの自治体の斬新な取り組みや
先駆的な取り組みなども知ることができ、
この混乱を糧に教育業界においても
横並びではなく、独自路線や異色を放つ
自治体がでてきてもおかしくないはず。
というか、でてきてほしいです。
 
休校延長の余波
 
うちのこどもたちの通う学校も
休校延長が周知がされました。
 
想定の範囲内なのですが、
通常の夏休みなどの長期休みとちがって
前代未聞の予期せぬ休校が
2ヶ月続くっていうのは、
親としてもこどもの
教育面、健康面、精神面など
気がかりなことが多いです。
 
休校中、計画的に自律的に自発的に
規則正しい生活と勉強をするなんて
小学生には無理な話ではないでしょうか。
 
その点、学童は午前中に学習時間を
設定していたり、
午後は校庭で外遊びの時間を確保するといった
スケジュール管理してもらうほうが
規則正しい生活ができると思いますが、
いかんせん、密閉、密集、密接という
限られた活動空間に毎日通わせるのも
それはそれでジレンマも大きい。
 
けれど(職種的に、また制度的に)
在宅勤務ができない共働き世帯には
学童は頼みの綱。
 
そしてうちは私が在宅勤務不可であり
夫は在宅勤務は可能。 
といっても夫が毎日在宅というのは
むずかしいので夫の在宅勤務と
わたしのコロナ年休(特別休暇)を
取得してうまく乗り越えられると
いいなと模索中。