ワーママのミカタ

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正規社員と非正規社員の「差」とは。

 
正規と非正規を分けるもの
 
どこの会社も同じだと思いますが、
正社員もいれば、非正規社員もいる。
 
これを区別することで分断が生まれる
といえばそうでもあるだし、
区別することで「裁量」であったり
「責任」という線引がひかれるという面もある。
 
コロナ禍によって突然のリモートワークや
自宅待機、休暇を余儀なくされている
方々も多いと思います。
 
業種や業界、勤務体系によって
緊急事態宣言下における待遇が
変わってくると思われます。
 
うちの会社の場合ですが、
緊急事態宣言下での勤務体制は、
パートナー社員とよばれる
正社員以外の非正規社員は、
緊急事態宣言がでた4月から
延長が決まった5月末まで、
まるっと、まるまるっと
自宅待機命令がでました。
 
これは、在宅勤務とも意味合いが
微妙に異なっていて
つまり、自宅に待機しているという
名の「休暇」です。
 
自宅待機中でありながら休暇扱いの
気になるお給料ですが、
まるまるっと2ヶ月分、
全額保証されます。
 
一方の正社員は出勤が要請され、
在宅ワークと出勤を組み合わせた
分散出勤になりました。
こちらもまるまるっと
お給料が支給されます。
 
つまり、出勤している正社員も
自宅待機中の非正規社員も
お給料が保証される。
 
これを聞いて正社員である私は、
自宅待機である2ヶ月の休暇中、
お給料が100%保証されることに
羨ましいという感情は露もわかず、
当然の待遇の差であると認識しています。
 
つまり、緊急事態という異例の事態において
正規社員がリスクを伴う業務やタスクを
担うのは当然であると。
 
そして、自宅待機命令により
出勤しない非正規社員が
給料を保証されるのも
当然の権利であると思います。
 
何が言いたいのかというと、
最初の一文にもどりますが
組織において正規社員と非正規社員という
区別はあるべきであろうと思うのです。
 
区別があることによって、
業務における裁量や責任が
明確に線引されるのではないか
と思うのです。
 
「正規」「非正規」というと
給料やその待遇などの「格差」ばかりが
クローズアップされ、
分断があるべき姿ではないという
風潮もあります。
 
2020年4月、「同一労働同一賃金」を目指し
同一企業内における正規雇用労働者と
非正規雇用労働者の間の
不合理な待遇差の解消を目的とした
パートタイム・有期雇用労働法が
施行されました。
 
同一企業内における正規雇用労働者と
非正規雇用労働者の間の
不合理な待遇差
あるべきではありません。
 
不合理な待遇差はあるべきではない、
ということは「合理的な待遇差」は
どう解釈すべきか。
 
正規職員と非正規職員の
区別があることは、
組織としてリスク対応や
責任の明確化のひとつでもあり
同時に正規社員にとっても、
非正規社員にとっても
選択肢のひとつでもあると思う
コロナ禍でのつぶやきでした。
 
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