ワーママのミカタ

ワーママの見方と味方。ハレてもケでも子育て。

ワーママとしていつアクセルをふむのか。

 

卒業式という節目に
 
上の子はこの春、中学入学という
新しいステージに。
 
感染症対策という名目上、
卒業式は短時間のコンパクトな
式ではあったけど、
こどもの成長を感じるには
十分な式典であり節目となりました。
 
 
ワーママ歴、気づけば12年。 
 
 
中学校という新たな段階へ
親の手をますます離れて
自分の世界を切り開き、創り上げ、
思春期という大人への階段をのぼる
この時期の成長は、心配でもあり
楽しみでもあり。

 

中1の壁??
 
中1の壁・・・
なんて存在するのだろうか?
と疑問符がつきつつ、
ワーママ界隈で中1の壁が
騒がれていないのをみると
ないものだと信じたい。
 
というか、もうこの時期は
親の手をほぼほぼ離れ、
目を配り心をさく時期にきているので
ワーママ諸先輩が言うがごとし、
手はかからないけれど
精神的に気をもむ時期なのかも。
 
うちは下の子はまだ未就学児〜小学生
という年齢なのでまだまだ
子育て真っ最中ではありますが
やはり子の成長を思うとき、
子に手がかかるという時期は、
0才〜3才くらいではないだろうか。
 
だからその時期、
多くのワーキングマザーは
仕事と育児との両立に苦しみ、
子育てを優先すると
マミートラックにのりあげて悲観し諦観し、
キャリアの停滞と中断に苦しむという
茨の道であることは、
ワーキングマザーを経験した人なら
否定する人はいないだろう。
 
アクセルをいつ踏むのか
 
ワーママとしてアクセルをいつ踏むのか
(これはワーママはるさんの造語でもありますが)
私が未就学児〜小学生〜中学生の
子の親として振り返ると、
いつまでも子育て>仕事の図式で両立を
重視していたら、
マミートラックの時間は
どんどん増えていくばかりだし、
自分がそれだけ年をとって
キャリアを積む機会も逸してしまう。
 
だからといって、仕事>子育てで
バリバリ頑張ろうとすると
こどもと家族に負担を強いてしまい
結局仕事にもしわ寄せがきてしまう。
 
うまく舵をきろうと思うと
やはり手がかかる0才〜3才は
子育て>仕事で
仕事はセーブしながら
こども優先の設計をしつつ
ゆるやかにいきながら
4才〜6才の小学校入学前で
ギアチェンジして本格始動するのが
いいと思う。
 
そして、エンジンが調子よくのってきた
段階で小1の壁を迎えて突破して
アクセルを踏みながら
流れに乗りたいと思う。
 
・・・といえば聞こえはいいけれど、
これはすべて理想です。
 
上の子が育ってもきょうだいがうまれたら
手がかかる乳児からの子育ての
繰り返しが始まり、
結局、エンジンを本格始動できないまま
子育て>仕事の時期が続いてしまう。
 
ではあるけれど、こどもは成長する。
必ず成長する。
 
だから、数年単位で自分のキャリアを
見据えながら
いつ、アクセルをかけるのかを
自分で判断しなければならないと思う。
 
私は、去年の4月に異動となって
部署がかわり希望していた
専門職への復帰が叶い、
かなり仕事に重きをおけた
1年であったと思う。
 
仕事も良い具合に調子があがり
脂ものってきた。
 
自分の成長を感じるし、キャリアを
積み上げている実感も感じる。
 
「やっと」。
 
これが私の感想。
そう、やっと私は自分のキャリアを
自分の意思で切り開いていると感じる。
 
そしてまだまだこれから。

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