ワーママのミカタ

ワーママの見方と味方。ハレてもケでも子育て。

登校しぶりと不登校の境目。

 

不登校の定義
 
こどもが学校に行きたくないと
言うようになり週1〜2日休むことがでてきた。
 
1日、2日、3日と積み重なっていくと
まったく学校に行けないわけではないけれど、
これはもしかして世間でいう
登校しぶりであって
不登校につづく道なのではないかと
親の気持ちのなかで焦りが生じてくる。
 
不登校の定義とは文部科学省によると
 
何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により、児童生徒が登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由によるものを除いた者
としています。
 
なお、「不登校」という言葉は、
長期欠席者の欠席理由を
「病気」「経済的理由」「学校ぎらい」
「その他」の区分としていたが
その後「不登校」という用語が
一般的に使用されるようになり、
平成10年度から、上記区分のうち
「学校ぎらい」を「不登校」に
名称変更したという経緯があるようです。
 
つまり、病気、経済的理由以外で
年間30日以上欠席した場合、
「不登校」という定義に当てはまるようです。
 
定義に当てはめることは
同時に不登校というレッテルを
貼られてしまうという側面もあります。

 

定義と気持ちの揺れ
 
不登校の目安は年間30日以上の(病気、経済的理由以外の)欠席。
 
この定義でみると、うちのこどもは
その時点では学期の欠席日数は
30日の半分以下。
 
つまり、不登校ではなく、
登校しぶりに当てはまるようです。
 
これが継続的にずっと学校に
行けない状態が続くと「不登校」。
 
「不登校」と「登校しぶり」
どうよんでも大差ないと思う一方、
やっぱり「不登校」という定義に
当てはまると親としては、
なんともいえない
重い気持ちになるのも事実。
 
このまま、欠席が続いて不登校に
なることがなく、
登校しぶりから復活して
学校に行けるようになってほしい
という気持ちがどうしても
湧いてしまいます。
 
「登校しぶり」ってよんでも
「不登校」ってよんでも
こどもの「学校行きたくない」
という気持ちは変わらないのに、
親がこどもを「不登校」と
認めてしまいたくない気持ち。
 
親の捉え方次第ではあるのに
「登校しぶり」状態から「不登校」にならず
どうか学校に行けるように
なってほしいという
先の見えないなかで
どうしても望んでしまう
親の真の気持ちでもありました。
 

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