ワーママのミカタ

ワーママの見方と味方。ハレてもケでも子育て。

遅まきながらラン活。一周まわった最適解。

ランドセル選び、いわゆるラン活
 
4月早々のこと、
「ランドセル買った?」
年長児になるこどものクラスの
グループラインで、
とあるママからの一言からはじまった
ランドセル情報合戦。
 

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びっくりしました。
4月の年長に進級したタイミングで
もうランドセルーーーー????
とのけぞりました私。
 
腰の重い私は、
情報の深追いはしませんでしたが、
どこそこの店舗は、
車より電車で行ったほうがいいだの、
この前はすごい人混みだったとか
情報が駆け巡っていました。
 
まあ、第一子ならリキんじゃうよね、
小学生ふたりの母である
私なんかは思いつつも、
心の中では
ランドセル、買うの早くない?
と突っ込んでました。
 
そんな私が最終的にえらんだランドセルは、
アウトレットもの。
 
1周まわってアウトレットのランドセルという
選択肢は大いにありだと納得しています。
 
選んだランドセルは工房系ランドセル
 
アウトレット・・・
せっかくの小学1年生の
ピカピカのランドセルを
アウトレットで買うにはちょっと・・・
という抵抗がある方には、
アリエナイ選択かもしれませんが、
 
私からすれば、
入学式がおわって1週間もつかえば
(やんちゃな男子なんてその日のうちに)、
キズなんてできることを知っているので、
アウトレットを買うことに
まったく抵抗がありません。
 
服だって靴だってカバンだって
アウトレットがあるんだから、
ランドセルのアウトレットがあっても
不思議ではありません。
 
でもランドセルに、
それも工房系のランドセルに
アウトレットがあろうとは知りませんでした。
 
工房系で有名な中村鞄製作所。
熟練職人の手づくりでしられる
老舗のランドセル工房。
 
その本社には
アウトレット商品がおいてあり、
いろいろ吟味した結果、
アウトレットのランドセルを
超お買い得なお値段で
購入することができました。
 
大満足のランドセルえらびとなりました。
 
アウトレットとはいえ品質は折り紙付き
 
アウトレットにも
新品アウトレットと
展示品アウトレットがあり、
新品アウトレットの場合は、
最終のチェック段階で、
職人さんがはじいたいわゆるB級品。
といっても、素人目にはどこかどう正規品と
ちがうのかまっっっっったく
わかりませんでした。
 
そして展示品アウトレットは、
展示会場で数回展示されたのみのランドセル。
 
 
 
たとえば、コードバンの正規品が
90,000円のところ、
検品の最終段階のチェックで
はねられた新品アウトレットが
(ほんの僅かなキズなどですが、
実際には素人にはわからない)
45,000円
は、は、半額って。
 
いや、もう、これほとんど原価と人件費に
近い金額で、利益なしの値段設定でしょう。
 
新品アウトレットの割引率は、
30%〜40%ほど
展示品アウトレットの割引率は
35%〜45%ほどで更に
お安くなっているようです。
 
展示品といっても、店舗の展示品の場合、
常時展示されているため
使用感があるものは、
展示品アウトレットとしては
売っていないそうで、
例えば、期間限定の展示会場で展示されていた
ランドセルなど数日の間、
展示されていたランドセルで、
チェックをうけてアウトレットとして
商品にできるもののみ(見た目はほぼほぼ新品)、
アウトレットの商品にだされるそう。
 
そして、こどもが選んだのは、
牛革のベーシックなランドセル。
 

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65,000円→39,000円という
脅威の40%OFFで購入できました。
 
写真のランドセルは展示品ですが、
アウトレットのものは店舗倉庫に
丁寧に保管されており、
写真のものとは別のランドセルになります。
 
アウトレットのランドセルは、
常時あるわけではなく、
タイミングによってあるときもあれば
完売しているときもあるそうで、
今回、世間的にラン活が一段落した秋に
ラン活したのは、
アウトレットとして在庫がそろう
タイミングとしてよかったのかもしれません。
 
遠回りしたランドセル選び
 
昨今、年々ラン活動と称される
ランドセル選びが早くなっているのは、
早く売りたいという業者の煽り運転よりも、
早く買わなければという
消費者心理のほうが強い気がしています。
 
なんとなく、
「展示会行ってきた」
「◯◯ちゃんも買った」
「◯◯君も買った」
なんていう話を聞くと、
早くしなきゃ
売り切れちゃうって
みんな思うのが心理。
 
そんななか、私は、どっしり構えて
重い腰をあげもせずに、
ランドセルは秋に買うことを決めていました。
 
なぜならば、「ランドセルを買う」という行為は、
小学生に入学する本人にとって、
「入学前の準備のひとつ」であって、
「もうすぐ1年生になるんだ」という
小学校という未知の世界にはいる前の
洗礼的は意味合いも含めて、
タイミングとしては、
秋が最適だろうという理由。
 
そしてこどもが通う保育園では、
夏にお泊り保育があります。
 
親から離れてクラスのお友だちと
保育園に一泊するという大イベント。
 
親からはなれてひとりでのお泊りという
そんなひと回り成長する
ドキドキワクワクのお泊り保育が終わったら、
ランドセルを買いに行こうと約束していました。
 
そして、先日。
遅まきながらランドセルを買いに行ってきました。
 
上の子ふたりとも工房系のランドセル。
第一子は、親も力がはいってしまって、
ランドセルはやっぱり工房系だよね
という工房系一択で中村鞄にしました。
 
いくつか、工房系の展示会場をまわって、
最終的に中村鞄にしました。
 
そして、第二子の長男のときは、
なんと、一度もランドセルを見に行くことなく、
ネットからポチで終わり。
 
見に行こうよ、と誘ったものの
「別に見に行かなくていい」
「黒ならなんでもいい」
という長男の一言で終わり、
中村鞄は長女がもっているから、
次は土屋鞄かなという安易な理由で
土屋鞄の黒ランドセルをポチりして
あっけなく終わりました。
 
そして、今回、第三子のランドセル選び。
 
中村鞄ランドセル、土屋鞄ランドセル、
という流れからきたら、
次も工房系?と思いきや、
私は今回、機能重視でいこうと決めておりました。
 
工房系の丁寧なつくりは間違いなく
もちろんすばらしいけれど、
言ってしまえば、
日本で売られているランドセルなんて
どれも完璧な縫製技術です。
 
どのランドセルも6年間使うに
遜色のないランドセルばかり。
 
ということは、十分合点承知してましたので、
一番は機能重視、そのなかでも、
容量重視でえらぶことにしました。
 
推しランドセルはコクヨ
 
で、私が決めたランドセルは、
コクヨ超大容量のランドセル。
 
いまどきの小学生の荷物って、
本当に多い。
 
ゆとり教育からの脱却で、
教科書の厚みも増しているし、
英語教育やプログラミング教育の導入で
教科もふえているし
金曜日には上履きと体操着と
給食着と水筒を持ち帰って
月曜日には、また上履きと体操着と
給食着と水筒を持っていって、
行き帰りの登校で両手に大荷物で、
小学校1年生なんてヘロヘロです。
 
少しでも負担を軽くできるよう
両手にもつ荷物を減らして、
上履きも水筒も体操着もはいっちゃうくらいの
大容量をさがしたところ、
条件に一致したのがコクヨのランドセル。
 
そして、ランドセルのロック機能も進化していて
ワンタッチのロックが使いやすそうで、
これに決めた!と思って
こどもと見に行きました。
 
そしたら、まさかのこどもが、
「この柄、イヤだ」という拒否。
 
ランドセル内のチェック柄がお気に召さないらしい。
柄のないシンプルなランドセルがいいという。
 
今どきのランドセルは、
どれも刺繍やカラフルな柄が多く、
シンプルっていうと、工房系しかない・・・
 
ということで、中村鞄製作所に
見に行くことにしました。
 
そして、運良くアウトレットの状態のよい
ランドセルに出会うことができました。
 
ランドセル高すぎ問題
 
いやはや、7才になったばかりのこどもが、
小学生のたった6年間という期間に使う消耗品が、
平気で5万、6万、7万・・・するって、
やっぱりちょっと高すぎやしませんか。
 
といいつつ、うちではありがたいことに
祖父母のお財布から
お祝い金としていただけます。
 
ランドセルの代金が
そのままお祝い金になるので、
コードバンのランドセルであっても
合皮であっても、
好きなのを選んでいいよ、と言ってくれます。
 
第一子長女のときには、
親的には、牛革のつもりが、
長女が「これがいい」といったランドセルが
コードバンという理由で、
コードバンのランドセルに。
 
まあ、あのとき、第一子のときに
アウトレットランドセルの選択をしていたか?
といわれると微妙ではあります。
 
そんな長女もコードバンのランドセルを
背負うのもあと1年ちょっと。
 
あのランドセルを買ったお金(確か8万くらい?)、
たった6年間に費やす金額としては、
勿体ないの一言につきます。
 
今となっては、自信をもってアウトレットにするのに(遠い目)。
 
アウトレットという選択、
一周まわった選択肢としては、
大いにアリな大満足なお買い物でした。