ワーママのミカタ

ワーママの見方と味方。ハレてもケでも子育て。

【自転車保険】親の義務。

 
こどもの自転車保険は親の義務?
 
自動車保険を更新しました。
 
うちではペットは飼っていませんが、
必ずペットプラスの特約をつけています。
 
その理由は、ペットプラスの特約のなかに
自転車保険も付随しているから。
 
自転車保険だけの特約はなくて、
ペットプラスしかないのが
難点ではありますが、
いまの保険会社は信頼しているので、
のまま契約継続です。
 
こどもは小学校3年生から単独で
自転車に乗って良いことに
なっております。
 
自転車に乗って
目の届かないところに
出かけるようになり心配もあります。
注意してもまさかの事故が
ないとはいえません。
 
そして、自転車と歩行者の事故の
ニュースも耳にします。
 
もちろん、事故にあわないことが
1番なのですが自転車は
被害者になるだけでなく、
加害者になるというリスクが。
 
衝撃的だったのは、このニュース。
 
2008年、当時小学5年生の男の子が
60代の女性に自転車で衝突し、
その女性は意識不明の重体で、
4年過ぎても意識が戻らなかったそうです。
 
その後加害者少年の母親に、
9,500万円の賠償金の支払いが 
命じられました。
 
少年の母親に対して、
監督義務を果たしていなかったとして
9,500万円の賠償金とは。
 
当時小学校5年生だった少年(15)が乗った自転車と歩行者との衝突事故をめぐる損害賠償訴訟で、神戸地裁は、少年の母親(40)に約9500万円という高額賠償を命じた。5年近く前に被害に遭った女性(67)は、事故の影響で今も寝たきりで意識が戻らない状態が続いているだけに、専門家は高額賠償を「妥当」と評価する。ただ、子を持つ親にとって、1億円近い賠償を命じた今回の判決は、驚愕でもあり注目を集める。9500万円の内訳はどうなっているのか。一方で、保険加入義務がない自転車の事故をめぐっては、高額な賠償命令が出されるケースも多く、自己破産に至る例も少なくないという。こうした中、自転車の保険制度拡充を目指した動きも出始めている。

https://www.sankei.com/west/news/130713/wst1307130001-n1.html

 
いざというときの保険は 
自転車にも必須だなと 
子をもつ親として感じます。
 
そのニュースも後押しになり、
自動車保険のオプションで
自転車保険にも加入しました。
 
年2,000円。
安心料とおもっての保険、
ここは節約の対象外でしょう。
 
年2,000円で家族全員の自転車保険を
カバーしてくれるのなら安いものです。
 
また、この裁判の判例を受けて、
2015年、兵庫県では自転車にも
任意保険の加入を義務付けるような条例を
制定しています。
 
続いて、大阪府滋賀県、鹿児島県、
名古屋市と続き、 
2018年4月には埼玉県と京都府
7月には神奈川県相模原市
導入されました。
 

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自転車保険の義務化の流れは全国へと
広がり、2020年4月から
東京でも義務化されました。
 
こどもをもつ、親の責任として、
自転車の交通マナーを教えるのはもちろん、
被害者にも加害者にもなりうる
自転車事故のリスクを考えたら、
いざというときのための自転車保険も
時代の流れでしょう。
 

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