ワーママのミカタ

ワーママの見方と味方。ハレてもケでも子育て。

登校しぶりに考える正の強化。

 

またも登校しぶりとおもいきや
 
先週のこと、寝起きが悪く、
朝からご機嫌ななめだった小1こども。
またしても「学校行きたくない」
と言い出した。
 
内心、また?どうしよう
と思いつつも割と平然と対応していたら、
本人が登校間際になって
「やっぱり行く」といって
いつもどおり登校してホッとした。
 
何がきっかけなのか結局のところ
わからないけれど、
こういうとき私はあえて、
悪いことや負の声かけをせずに
(例「学校に行かないと先生に怒られるよ」
「学校に行かないと勉強がわからなくなるよ」など)
良いことに結びつけて
声をかけるようにしている。
 
「今週、連休があるから、
今日がんばって行ったら
好きなところに連れて行ってあげる」
というような正の言葉かけをしてみた。
そうしたらこどものスイッチが
はいったのか「学校へ行く」と言い出した。
(もちろんこれが正解かどうかはわからない)

 

正の強化で子育てを考える
 
学習心理学の古典的な考え方として、
正の強化、
負の強化、
正の罰(弱化)、
負の罰(弱化)とよばれる
学習理論があります。 
 

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図で表すとこういう関係なります。
詳しくは説明しませんが、
「正の強化」とは(欲しい物が与えられるという)刺激提示によって
良い行動が増加されること、
例えば、宿題をやってくるたびに
ほめていたら宿題を忘れずに
やってくるようになったなど。
 
「負の罰」とは、欲しい物が
除去されることで悪い行動が減少すること。
例えば、いたずらをしているこどもの
ゲームを取り上げたらいたずらをやめたなど。
 
これ以上書くと難しい話になるので
省きますが、
この考え方をもとに子育てで
応用して考えるようにしています。
  
教育や学習の現場でもこの考え方を
応用している例を見かけますが、
知識と理論だけでなく実践の場で
子育てを通して実際にどうなのか
試行錯誤中です。
 
子育ては奥深く興味深い。
 

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