ワーママのミカタ

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【お金】共働きのリスクヘッジ。

  

共働き会社員夫婦の強み
 
ねんきんネットで将来の年金額を
試算してみて、
やっぱり共働き会社員夫婦の老後の年金は
経済的に安定していると再認識。
 
ご存知の通り、公的年金制度は
2階建ての仕組みで
(支払っていれば)全員がもらえる
国民年金という1階部分と
会社員と公務員が加入している
厚生年金という2階部分から成り立っています。
 
日本の公的年金制度解説図
 
共働き夫婦のケース、
会社員と専業主婦のケース
自営業夫婦のケースという
世帯別の受給額シミュレーションみると、
将来もらえる年金額には
かなり差があることがわかります。
 
 
 
 
共働き夫婦では約28.3万/月、
共働きと専業主婦では22.1万/月、
自営業夫婦では12.4万/月。
 
共働き夫婦と自営業夫婦の年金額の差、
月16万はかなり大きい額。
 
夫婦ともに自営業の場合は、
国民年金しかもらえないので
老後の貯蓄額をかなり余裕をもって
貯めないといけないと思われます。
 
少子化のいま、今後、年金の受給額が
減ることは確かなので、
いまシミュレーションしている額よりも
受給額は少ないと想定しないといけない。
 
ってことは、老後の資金を考える上で
会社員共働き夫婦はリスクヘッジでも
あるわけだなと思う。

 

共働き会社員の老後のご褒美
 
ファイナルプランナーの山崎氏は
共働き夫婦でも異業種であることで
リスク分散されるとしています。
 
同じ業種だと、景気、経済の動向を
両方受けやすいけれど、
異業種であればそのリスクも減ると指摘。
その影響はこのウィズコロナ時代にさらに
顕著にあらわれていると。
 
加えて山崎氏は、
共働き夫婦のご褒美として、
経済的ゆとりのある老後」をあげています。
 
正社員であれば「退職金ふたり分」「厚生年金ふたり分」を老後の財産として生活を送ることができます。これは専業主婦モデルと比べて、年金収入で年80万~100万円、退職金で500万~2000万円くらいの上積みになる可能性があります。
と記事で述べています。
 
老後なんてまだまだ先、子育てが先でしょ、
と思っていた30代を過ぎ、
40代に突入すると親の介護問題も
視野にはいってきて、
老後なんてもしかしたら
かなり近い未来のことなのかもしれない、
なんてハッと気付かされます。
 
育休から復帰して働いていると、
毎月安定的に入ってくる収入は
やっぱり経済的基盤としてはかなり強い。
 
働けば働いた分、お金が貯まるという
当たり前の単純な事実だけど実は
老後に直結しており、年金といった
社会保障も上乗せされている。
 
普段、給与明細をみると
税金たっかいなーと思うけれど、
厚生年金は会社と折半で負担していて、
会社も厚生年金を支払ってくれ
そのリターンは老後に自分のもとに
戻ってくることを考えると
これはこれで会社員の恩恵でもある。
 
在宅勤務も業種によっては
かなり浸透してきており、
会社に所属しながらも
かなり自由度をもった働き方が
できる時代になった。
 
共働き夫婦、大変だけど
がんばろうと思う今日この頃。
 

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