女の子のための最強の子育て。
子育ての専門書はあまりよみません。
時間がないから、
というのも大きな理由ですが、
専門家がしたり顔で書く子育て本をよんでも、
ふむふむとうなずくことはあっても
それをなかなか思うように
実践できないことが多いから。
子育ての専門書よりも、
子育てを実際に経験し、
育て上げた大先輩がいう真実の方が、
自分にとって有益な情報が多く、
そして親しみをもって受け入れられることが
多くあります。
たとえば、大好きなブロガーさんであり、
ブログ界では、有名どころである
かーたんさんの子育て記事などからは
かなり笑顔をもらっています。
この記事は特に大好きでブックマーク入です。
そして前々から気になっていた
漫画家さんの本を読みました。
読みやすさもあって一気に読破。
西原理恵子さんの「女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと」。
西原さんといえば、
漫画「毎日かーさん」が有名です。
「毎日かーさん」にもでてくるシーンが
この本のくだりにもあって。
「ちっちゃかったふたりが「かーしゃん、抱っこしてー」「抱っこしてー」って、くっついてきたあの時、もっと、ぎゅーっと、何度でも、抱っこしてあげられたらよかった。 家なんて、もっと汚くてもよかった。 洗濯物も、ためちゃえばよかった。 家事なんて、全部あとまわしにしたらよかった。 もったいないことしちゃった。 だって、あんな時間はもう二度とない。 子育て、大変だった。でも楽しかった。 16年なんて、本当にあっという間。」
「いまが一番いいとき」
これはわたしの子育ての魔法の言葉です。
娘をもつ母として、
やはり同性として伝えたいこと、
気になること、こうあってほしいこと、
息子への思いとはすこしちがう感覚が
あります。
それは、自分が歩んできた道と
重なる部分もあれば
シンクロする部分もあり、
同性だからこその葛藤が
これからでてくるんだろうなと感じています。
まだまだ暗中模索ともいうべき
手探りの子育て、
何が正解かなんていつまでたっても
導き出せないと思う。
こどもたちに伝えたいこと、
生きるべき道標のような
挫折を経験したときに、
絶望の淵で、
孤独の真っ只中で、
そんなときにも 自分を失わずに
歩み続けることができる術のようなもの、
この本には、書かれていることは
娘にもしっかり伝えていきたいと思った。
(以下、「はじめに」より抜粋)
「20歳から先は、自分で道を切り開いていくしかない。
若さや美貌はあっという間に資産価値がゼロ。
仕事のスキルや人としての優しさ、正しい経済観念。
ゼロになる前にやっておかなければならないことはたくさんあります。
本当に覚えておかなきゃいけないのは、
たぶん、転んだ時の立ち上がり方。
長い人生、人は何回も転ぶ。その時、腐らず立ち上がる方法。」