ワーママのミカタ

ワーママの見方と味方。ハレてもケでも子育て。

中学受験、ざらつく塾えらび。

 
中学受験ありき?
  

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そもそも、うちって中学受験するの??
という単純で明解な質問にも、
はっきり答えられずに
動き出してしまった通塾。  
 
 
まずは、冬期講習の体験をおえ、
そのまま1月の体験授業へすすんでいきました。
 
とりあえず、冬期講習、
とりあえず、体験授業、
と、とりあえず、とすすんでいたら、
ぐいぐいきましたよ、
塾長や先生から結構な頻度で電話がきます。
 
授業の様子を事細かにおしえてくれるんですが、
丁寧で親身でありがたいと言う前に、
カモにされている気配がぷんぷん漂います。  
 
そもそも、その塾、
なんで選んだのかというと
いわゆる都立中高一貫に強い大手塾ということだけ。
 
まずは、中学受験を前提と考えてみたものの、
私立中学という選択肢はもちあわせていなかったので、
とりあえず都立中高一貫考えてみようか?
くらいの単純な気持ちでした。
 
調べれば調べるほどに
都立中高一貫人気と評判はすごくいいですね。  
 
そうこうしながら、
1月中旬ごろ、2月から新5年生の授業が
はじまるということで、
正式な塾へのお誘いがきました。
 
まあ、営業トーク、たいしたものです。
「このままいけば伸びる可能性大です」
なんて言われれば親もその気になっちゃいますよね。  
 
本人は、塾にとても前向き。
通う気満々。
そしたら反対する理由はない。
 
ということで2月から正式に申し込みしたものの
親は不安がだんだん募ってきてしまったのです。  
 
 
負担がおおきすぎる通塾
  
1月に大手塾に通わせてみて
ここまで日常の生活を塾に割かないといけないか、
と改めておどろきました。  
 
夕方4時半から夜7時半まで
約3時間の授業が週2回。
 
これが新5年生になれば、週3回。  
そしてテキストをみてまたびっくり。
小4でこんな高度な問題をやっているのかと、
これがさらに難しくなっていくのかと
くらくらしてきました。
 
学校の宿題ももちろんあるし、塾の宿題もある。    
はっきりいって精神的にも身体的にも
本人に負担大。    
 
夕方から夜の家庭団らんの時間の
ほぼ週の半分を塾に捧げる生活、
これからもするの?
できるの?
本当にやるの?
本当に意味があるの?
 
とぐるぐるぐるぐる私の中で頭がまわってきました。  
 
夜、塾を終えて帰ってきた娘は、
「おなかすいたー」
とすごい勢いでごはんを食べ始めます。
 
他の塾生たちは、おにぎり持参で
休憩時間におにぎりを食べているようです。
それも5分という短い休憩時間に。  
 
 
決定打
  
娘が、「塾におにぎりをもっていきたい」
といったので、
次の日からおにぎりをもたせました。  
 
その日、塾から帰ってきた娘に、
「おにぎり食べた?」
と聞いたら、
「休憩時間がみじかくて食べられなかったから
帰りのバスのなかで食べた。」
と言われて、私は絶句しました。  
 
バスのなかでおにぎりを食べた娘に
同情してしまったのです。
 
バスにのる時間はたった5分ほどですが、
お腹がすいて、家まで待てず、
バスが混んでいて座れなかったので
おにぎりを立って食べる。  
 
この姿を想像して、
私のなかでこの塾通いは無理だ、
と確信に変わりました。
 
これが決定打となり、
塾をはじめから選び直そうと決意しました。
 
娘が塾に通いたいというなら、
通わせてあげよう。
でもここじゃない。
と私の中でなにかがぐらりと動きました。  
 
 
慎重な塾選び
  
こどもにとって何が必要で何が最善かを考えて慎重に塾えらびをします。