ワーママのミカタ

ワーママの見方と味方。ハレてもケでも子育て。

大企業の弊害とベンチャー企業の小回り。

  
大企業なわたしとベンチャーな夫
 
このコロナ禍による混乱や
予想不能な状況において、
やっぱり小回りのきくベンチャー
意思決定の速いスタートアップって
時代の先をいっていると思うわけです。
 
私の属する組織は全国展開し、
従業員数でいっても大企業の部類に
はいりますが、
このコロナ禍に翻弄される社会情勢と
それに追随する自分の会社の反応を
みていてその意思決定の遅さや鈍感さに
やきもきしております(詳細は割愛)。
 
一方、夫はいわゆる小規模事業所、
ベンチャーに属する組織であり、
3月の時点でリモートワーク推進に
舵を切っており
(といってもこれまでもリモートはしていた)
オンラインで対応できるものは
すべてオンライン上で行うよう
社員に指示しておりました。
 
4月に入社する新入社員がおりましたが、
その社員に対しても3月末に一度対面して
PCを付与して以降、
ずっとオンライン上のやりとりをしています。
 
もはや「出社」という概念のない働き方。
きっと、コロナ収束後も同じような
働き方をしていくんだと思われます。
 
大企業になればなるほど規定でしばられ、
こういった予測不能な事態の意思決定に
時間がかかると思われます。
そして体制を整えようにも
その大きな図体ゆえに小回りがきかない。
 
(悪口になりますが・・・)
大組織の弊害として、
図体がデカゆえに動きが鈍い。
意思決定権があらゆる部署にまたがっており、
トップダウンで決めきれない組織。
あらゆる面で忖度しすぎる故に
命令権者と責任の所在が
不明確といったところがあります。
 
そんななか、都心にオフィスをかまえる
スタートアップ企業はオフィスを
解約している動きがあるそうで。
  
もはやオフィスはお荷物
 
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、スタートアップ企業がオフィスを解約する動きが広がっている。事業環境の悪化に備え固定費である賃料を減らす狙いだ。こうした企業はデジタルネーティブ世代の社員が多くテレワークが容易な面もある。従来の若い企業はオフィスの移転・増床で成長してきたが、新型コロナは企業とオフィスの付き合い方の変化を浮き彫りにしている。

 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58567970Y0A420C2000000/

 
スタートアップ企業、時代の先をよんで
さすがの足の速さと軽さ。
 
記事のなかで、あるCEOは
新しい働き方に対応してオフィスのあり方を考え直すため、いち早く意思決定した
と話しています。
 
そして記事では
デジタルネーティブ世代の経営者にとってテレワーク移行はデジタル化を進める立場として自然な決断」
「新型コロナの収束後も、従業員の人数分のオフィスを確保する企業は減る」
「大企業の働き方やオフィス選びにも波及するだろう」
と指摘されています。
 
そして、記事はこう締めくくられています。
 
スタートアップは危機を察知する「炭鉱のカナリア」という面もあり、これまでも若い企業は働き方やオフィス選びで時代の先端を切り開いてきた。数年先のオフィスの地殻変動が始まっているのかもしれない。

 

もはや自社ビルなど化石?
 
「数年先のオフィスの地殻変動
なんて震えますね。
 
大企業の自社ビルなんて
地殻変動に耐えられないんじゃないかな。
 
いずれにしても アフターコロナの未来は
わくわくする。
 
コロナという大きな波に
大企業、大組織はタイタニック号になるのか、
小回りで舵のきくヨットが生き残るのか。
 

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