ワーママのミカタ

ワーママの見方と味方。ハレてもケでも子育て。

田舎✕自然=原体験の原点。

 

いま話題の父子帰省
  
夫、こどもたちを連れて
東北にある夫実家に帰省。
 

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お正月の帰省は家族みんなで
夏の帰省は、夫実家に父子帰省が
恒例となりつつあります。
 
田舎のじーちゃんばーちゃんは
孫の帰省を首を長くして待ってくれ、
帰省している間は子守もお任せ状態。
 
その間、わたしは東京で
育児と家事から開放されて
のんびりゆっくり羽を伸ばせるし、
お義父さんもお義母さんも
ヨメに気を使わないで気楽という
いいこと尽くめ。
 
原体験ってなんぞや
 
夫の実家は、東北の田舎なので、
自然が真横な日常です。  
 
この夏の帰省中、
昆虫好きなこどもたちは
近くにある野山にトラップをしかけて
早朝からカブトムシを探しにでかけたり、
少年心をもつ夫もこども目線で
カブトムシや昆虫を追いかけ、
田舎で捕まえたカブトムシを虫かごにいれて
東京に帰ってきたときには、
夫が一番興奮してお土産話してくれました。
 
「原体験」って言葉を
最初に聞いたときには
「原」ってなに?
「体験」とどうちがうの?
と思いましたが、
個人的な感覚では、
原体験って「ありのままの体験が
自然な感覚として心に記憶される」
ことなのかととらえています。
 
そういう意味では、
まさに帰省先での虫探し
なんて原体験そのもの。
 
カブトムシを追いかけて
夜にトラップをしかけて、
早朝にワクワクしながら
そのトラップを見に行く。
 
つまり、 
田舎✕自然=原体験の原点
という方式。
 
入場料もいらない田舎の野山で、
あるがままの自然の中で、
昆虫さがしなんて贅沢すぎる体験。 

 

田舎があるしあわせ
 
一方の私の実家は海にほど近い田舎。
 
海をみて育ったせいか
海ははいるよりも見る方が好き。
帰省するとこどもたちと
海を見に行きます。
 
 
海の波をみて感じる潮風、
さざなみの音、
寄せては返す波の不思議。
 
春休みの帰省では、
親戚の山でタケノコ掘り。
 
こういったこともも
どこかで、原体験に通じるのか
なんて思ったり。
 
高校時代は、東京に憧れて
実家から早くでたくて、
県外の大学に進学して一人暮らしする!
というのが大学受験の
モチベーションだったのですが、
今になって感じる
田舎があるしあわせ。

 

夏休み後半戦
 
 父子帰省して東京に戻ったこどもたちは、
1週間ほど離れていただけなのに、
ひとまわり成長を感じました。
 
お父さんとカブトムシをさがしにいった
夏休みの記憶が心の奥深くの思い出として
ずっと残ってくれるといいなと思いながら、
東京の日常にもどりつつある今日このごろ。 
 
夏休みも終盤に差し掛かり、
そろそろ夏休みの宿題を本気モードで
やらないといけない時期になりました。
 
もう絵日記も自由研究も
素材はそろったよ。
 
あとはやるだけ。
いつやるの?
今でしょな夏休みも後半戦。

クラフトも絵本も星も!秘密にしたいくらいのお気に入り空間。

 

星と森と絵本の家
   
なが〜い夏休み、
折返し地点を過ぎたとはいえ
まだまだカウントダウンは
はじまらない。
 
猛暑のおでかけも大変、
家にいるのもたいへん、
できれば涼しくて
できればこどもたちも楽しめて
できれば大人も居心地よくて
できれば入場料とかもなくって
リーゾナブルに過ごせるような
そんなわがままな理想を
すべて叶えたおすすめの場所。
 
本当は秘密にしたいほどの
空間なんですが、
本当におすすめなので
ご紹介します(写真オオメ)。
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それは、三鷹市にある
「星と森と絵本の家」。
 
 

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ここは、こどももわたしも
お気に入りのお出かけスポットで
かなりのリピーターです。
 

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夏休みもこどもたちとでかけましたが、
何度行ってもいいところだなあと感じます。
 

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イメージは、田舎のおばあちゃんのうちに
絵本がたくさんあって
自然にかこまれたなかで
心と体をつかったあそびができる
という場所です。
 
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この「星と森と絵本の家」は、
三鷹市国立天文台のなかにあって
宇宙も自然も芸術も文化も
ぜ〜んぶ味わえる空間。
 
建物は、大正時代の古い官舎を
立て直しているそうで
 

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趣のある古民家な感じ。
 

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縁側があって、畳があって、
赤ちゃんもこどもも畳でゴロゴロできて
 
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広い和室には
囲碁やしょうぎ、
おてだま、カルタなど
昔ながらのあそびが
箪笥に用意されていて
自由にあそべます。
もちろんほどよく冷房が
きいているから居心地もよい。
 

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竹やぶにかこまれた自然豊かな中にあって
外には広い庭があって
たけうまをしたり、
わまわしをしたり
自由にあそべます。 
 

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「星と森と絵本」というだけあって
絵本がたくさんつまった
絵本の世界がひろがります。
 

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パンフレットによると
星と森と絵本の家で
絵本をゆっくりと楽しみ、
こどもが主体的に、
自分の感覚や発見に導かれ、
周囲の人たちとふれあいながら、
「星と森と絵本の家の時間」を過ごし、
人や自然や自分と向き合う時間のなかで
人を思いやる心や科学する心の土台が育つことを
願った「家」とのこと。
 

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ソファもたくさんあって親子で
ゆったり本を読めます。
 
「あそぶ」と「まなぶ」と「絵本」が
いっしょになって結びついたような
仕掛けが盛りだくさん。
 

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遊びながら絵本を読んで学べる
そんな仕掛けが所狭しとつまっています。
 
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絵本の本棚の分類も
一般的な図書館とはちがって
「しょくぶつ」

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「もり」
「どうぶつ」
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「ほし」
「ちきゅう」・・・
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といった感じで分類されていて
興味がどんどん探求されていくような
本棚に。
 
隠れ家的な小部屋もあって
おままごとできたり
 

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オルガン弾いたりあそんだり。
  

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この絵本の家だけでも
十分魅力的ですが、
さらにこの星と森と絵本の家には
曜日限定ですが、
自由にクラフトできるスペースがあって
これがまたこどもに人気です。
 
ボランティアのおじいさん、おばあさん
手ほどきの木工づくりができます。

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ペンダントづくり。
 

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きれいなガラス玉と木をえらんで
オリジナルのペンダント。
 

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次は、木工づくり。
見本のなかからすきなものを
真似てつくっても
自分で好きなオリジナルの
木工をつくっても。
 

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材料は、用意されている木や
どんぐりの実を
 

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自分でひとつずつつえらんで
ペイントしたり、グルーガンでつけたり。

 

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わからないところやむずかしいところは
ボランティアの方が
丁寧に教えてくれます。
 

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もちろん、親子で仲良くたのしく
じっくり集中して取り組めます。
 
1才や2才の子にも参加できるような
簡単な木のおもちゃの制作もあります。
 
この制作費(材料費)が
50円というからおどろきです。
 
ちなみに、入場料はタダです。
 
そしてまだまだ見どころが
他にもあります。
 
隣接する国立天文台の見学がてら
散策もおすすめです。

 

うっそうとした森のなかにあります。
 

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一般むけの見学コースがあるのですが、
こどもといっしょにお散歩も楽しめ、
大正時代の天文学にも触れることができ、
異次元にスリップしたような空間です。
 
大正時代につくられた第一赤道室。

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土日はなかの太陽観測望遠鏡がみられます。
 

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第一赤道儀室では、
随時太陽観察会を開催してて晴れていれば、
太陽表面の黒点を観察できます。
 
さらに、毒ヘビ注意の看板を横目に
すすむと
苔むした外観。
 

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時間が止まったままのような
この塔は、歴史的にも学問的にも
かなり貴重で価値のある建物らしく、
常時、開放はされていないのですが、
年に数回、一般むけに開放されるようです。
 

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天文学好きな方、必見ですね!
 
それから、国立天文台には
毎月2回定例観望会があります。
事前申し込み制で、
月や木星土星天王星などを
天文台の公開望遠鏡でみることができます。
 
わたしも以前、運よく抽選にあたり、
夏に家族で土星をみて興奮しました。
 
土星の輪って本当に神秘的!
天候に左右されるので
必ずその日に観測できるとは限りませんが、
学生さんのボランティアの方も
親切に解説してくれます。
 
都内では、街の灯りがまぶしすぎて
夜の星空を堪能することが
むずかしいのですが、
ここ、国立天文台
森に囲まれている
自然ゆたかな環境のなかで
頭上には宇宙がひろがっています。
 
これらすべて入場無料。
 
こんなに盛りだくさんで
親子でたのしめて
居心地のよい空間は
なかなかないと思います!
 
夏休みのお出かけの選択肢のひとつにぜひ。

塩漬け株は配当金目当てで手放さないことに。

 

塩漬け株でも年3,500円の利益
  
少しずつ運用をはじめています。
 
 
独身時代に、個別株の投資をしていました。
日々売り買いしていたので、
そこそこの経験はあります。
 
IT関連、薬品関係、造船関係など
幅広い銘柄を買っていました。
運用成績もそこそこでしたが、
出産、子育て期にはいり、
パタリと個別株の売買はやめました。
 
というか、時間を捻出する余裕がなく
やめざるを得ない状況でした。
 
損切りはなかなかできずに、
いま、手元に残っている
塩漬け株が1銘柄あります。
評価額15万強。
含み損は10万くらいあります。
 
この銘柄の配当金は
年3,500円程度あります。
配当金も安定的に入るので
含み損が10万以上である今は、
手放す気はありません。
 
いずれ、上向きになって
含み損が解消されれば売るかもしれませんが、
当面は保有し続けることにします。
 
にしても、株式の配当金になれてしまうと、
銀行の金利ってなんなんでしょうかね。
 
0.001%時代。
金利なんてあてにしていないので、
関心もなかったのですが、
調べてみると、金利
「0.001%」といっても「0.001」ではなく、
「0.001%」は「0.00001」ということらしい。
(%は「100分の1」という意味で100%が1。
したがって0.001%は0.00001ということ)
 
つまり、100万円あずけていても10円の利息。
ここから所得税地方税などあわせて
20.135%が引かれるらしい。
 
10円の20.315%は2.0315円。
ということで実際に手元に残る利息は
8円・・・チーン
 
じゃあ、塩漬け株の配当金でもらえる
3,500円を銀行預金の利息で得るには、
元本はいくら必要かって考えたら
オオオオ億???
 
(参考)
10万円を預けた場合 : 年間の利息は1円
100万円を預けた場合 : 年間の利息は10円
1億円を預けた場合   : 年間の利息は1,000円
100億円を預けた場合 : 年間の利息は10万円
 
であれば、塩漬け株でも
配当金が安定的にでているならば
手放す必要はないという
結論になりました。
 
お金のことって惰性で考えつづけていると
見えないことが多く、
アンテナ高くして意識し続けていないと
いけないと再確認した次第です。 

やきもの体験で器づくり。夏休みの自由研究にもあり。

 

やきもの体験で器づくり
  
市内にある陶芸教室で
夏休み限定のやきもの体験があり、
こどもたちと参加してきました。
 
市内で制作活動をしていて
陶芸教室も開いている作家さんが
夏休みの期間限定でおしえてくれるやきもの体験。

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陶芸って
土コネとかロクロとか
ハマる魅力があります。
 

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こどもたちは粘土工作気分で
思い思いの作品を作っていました。
 

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このまま夏休みの自由工作として
提出するのもありです。
 

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このあと作家さんが仕上げの
釉薬をぬって焼いて後日完成。
 
小学生1,000円という
良心的な価格で本格的な体験ができて満足。
 
自由研究がうまくまとまらなかったら
これを保険にしておこうと
打算的な母の心も。
夏休みの自由研究って本当親を悩ます課題。

アクティブシニアな実母。いずれ訪れる老後に不安も。

 

ババとマゴの旅
  
小学校高学年女子の長女は
今年の夏休み、
同級生のイトコと
実家の母であるババと
3人で広島旅行に出かける
計画を立てています。
 
今回、実家の母の思いつきで
マゴ2人を連れて
3人で広島の原爆ドーム
見に行こうと言い出して、
計画がトントン進んで、
お盆明けに2泊3日で
電車と新幹線を乗り継いて、
京都、広島方面へ旅行に出かけます。
広島で原爆ドームを見ることが旅のメイン
 
マゴを連れて旅行なんて、
ジジババ冥利に尽きるんじゃないだろうか。
 
私の母は60代の
まだまだアクティブなおひとりさまシニア
(父は他界しており母ひとり)。
 
健康で行動力もある母に
感謝しながら
シニアな生活を楽しんでいる母には
これからも健康でいてほしい。
 
仕事は短時間でほどほどにセーブしつつ
余暇はボランティア活動を
生きがいにして
大会ボランティアもする予定らしく、
東京オリンピックのボランティアにも応募したとか
積極的に全国を飛び回るし、
趣味や余暇も楽しんでいる
いわゆるアクティブシニアど真ん中です。

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いずれ訪れる親の介護問題
 
ですが、まだまだ仕事していて
元気とはいえ、
たまに忘れっぽさもあったり、
ところどころ感じる実母の老いには、
いずれやってくるであろう
老後の介護問題も現実的に
考えていかないといけないのだろうと思う。
 
今は、たまに感じる些細な
忘れっぽさなんだけど、
これがだんだん頻発して
物忘れになっていくのかな、なんて考え出すと
元気な母の姿がまだまだ
新鮮に記憶しているだけに、
ちょっとしたことで感じる
母の老いには、
まだ私の方が受け止められないことも多い。
 
子育てが一段落したら、
次は親の介護、
だなんてよくいわれるけれど、
介護は終わりがみえないだけに、
ともすると子育てよりももっと
しんどいものなのかもしれない。
 
いままでの母がこれからも
同じ母であり続けるという
勝手な未来を描いていたけれど、
老いって気づかないうちに
ひたひたと忍び寄っているのかもしれない。
 
これまであんまり感じて
こなかった感覚ですが
親の老いという現実の前に
もっと母との時間を大切に
思い出を共有して
親孝行しないといけないと
感じた今年の帰省でした。

教育虐待?幼児教育漬けの日々、英才教育ママのその後。

 

英才教育ママのその後
  
習い事で知り合った
あるご家庭の話。
 
他所様のご家庭のこと
他人がとやかく言うことではないんですが、
それでも、昨今気になる
「教育虐待」というワード。
 
親の熱意と情熱が歪んでしまったが
ゆえに起きる悲劇だとは思いますが、
どんな親だって、
こどもため、
こどもの将来のため、
こどもの未来のため、
と信じて疑わずにやってきている
のだと思うのです。
 
それが、どこをどうなってしまったのか、
傍からみていても、
もうどうなっちゃうんだろう?
と他人事ながら気になってしまう
ご家庭があります。
 
小学校入学前の幼稚園のときから
幼児教室に通っており
かつ週5フルで
右脳開発教室やプログラミング教室、
ピアノ、家庭教師など
勉強系の習い事でうめている
超ハードな生活をおくっていた
英才教育ママのお子さま。
 
 
頑張ったかいあって
めでたく念願の私立小学校に
入学して万々歳と思いきや、
物事はそう単純ではなかったようです。
 
ママはますます教育にのめり込み、
ママの教育が問題だったのか、
学校側の教育があわなかったのか、
あんなに切望して志願して入学した
私立小学校を退学するかもというような
不穏な話がでているそうで。
 
発表会でお会いする度に
あれこれトラブルをおこすママでした。
幼稚園の行事とピアノ発表会の日程が
重なったからといって、
ピアノ発表会のプログラムを
自分たちの予定中心に組み替えてもらったり、
あるときは発表会の日が
マンションの改修工事と重なるという
理解できない理由で
一週間前に発表会をドタキャンするという
ありえない連絡をよこしたり、
とにかくお騒がせママ。
 
こういったことがあるので
薄々気づいていましたが、
この教育ママはモンスターなところが
多分にあって、
物事がうまくいかないのは、
自分たちに非があるのではなく
まわりを悪者にして
自分たちは被害者であると
思っている思考回路。
 
だから学校でも
自分たちが思う通りにいかないことは
学校側にいろいろと
難癖をつけていたようで
そのため、学校の副校長からも
度々電話がきているそうです。
多分、学校側からしたら
モンペ認定されていると思われる。
 
それを、事あるごとに自分たちに
電話してくる副校長を
ストーカーだという教育ママ。
このママが副校長をストーカーよばわり
したときには、もう唖然呆然。
  
他人にはわからないことだらけですが、
こどもに過度な教育を
押し付けたその先に
何があるんだろう、
何を目指すんだろう。
 
その教育ママのこどもが
七夕に書いた願い事は
「東大理Ⅲ合格」という・・・
 
本当にこどもの夢なのか
親の気持ちを忖度した夢なのか、
なんだか物侘しさを感じます。
 

小学生の自由研究は親をも悩ます。博物館や科学館のワークショップは親のミカタ。

 

夏休み、ああ自由研究
  
小学生の夏休みの課題といえば、
自由研究があります。

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「研究」とはつくものの、
低学年のうちは自由課題なので、
提出は自由だったり、
工作もOKなので
市販のキットを使った作品なども多く、
研究へのハードルもそれほど高くないので、
親の出番もそこまでは多くはないのですが、
これが中学年以降となると、
「自由工作」からだんだんと
「研究」の要素がでてきて、
これがまた親を悩ます悩ます。
 
こどもが自発的に調べたり、
準備したり、まとめられる子なら
親も安心ですが、
小学生にとって
「自由研究」っていっても
何からはじめていいのか、
何をすればいいのか、
こどもにとってはハードル高し
なのが現実でしょう。
 
そして致し方なく
親の出番とはいえども
親がいちから手ほどきして
あれこれ準備したり
フォローするのもこれまた大変。
 
ここ数年、わが家の自由研究は、
博物館や科学館の
ワークショップに参加して、
実験教室に参加しつつ
そこから研究「らしく」まとめて
完成させるスタイルにしています。
 
去年は、長男は科学館の
標本教室に参加して、
標本作りをしたので、
そのままそれを自由研究にしました。
 
長女は、機織り教室に参加して、
機織り機で作成した作品をもとに、
図書館で機織りについての本を
調べながら、機織りの歴史や
機織り機の種類をまとめたものを
自由研究にしました。

 

博物館や科学館のワークショップに参加
 
さて、今年は、どうしよう?
ということで、情報収集していたら
海のめぐみについての
期間限定イベントがあり、そこで
「塩の結晶作り」の
ワークショップがあると知り、
今年の自由研究は
これに誘導することに決めました。
 
 
小学生が自分で一から
塩の結晶について
研究としてまとめるのは、
なかなかハードルが高いけれど、
博物館でお膳立てしてくれた
ワークショップならば、
取り組みやすい。
 
こういう博物館や科学館で
行われるワークショプや
実験教室などに参加して
自由研究に結びつけるという
いわば、外注的な選択は
大いにありです。

 

なんといってもリーゾナブル
 
で、行ってきました。
 

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東京、スカイツリーのふもとにある
に行ってきてきました。
 

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そこで塩の結晶作りの
ワークショップに参加したところ、
こどもも興味をもったようで、
そのまま自由研究にしようと
(親が)企てています。
 
自由研究ってもう半分
親がお膳立てしないと
すすまない。
 
かといって100%親が
手取り足取りしてしまうのも、
ちょっと違うと思うので
その匙加減が難しい。
 
リニューアルされて
きれいになった館内は、
清潔で明るく開放的で、
スタッフの対応も行き届いていて、
そして、なんといっても、
入場料が小学生50円で、
充実した体験ができるので、
とってもおすすめです。
 
ワークショップや実験教室も
無料で参加できるのに質が高い!
 
子どもたちが自分で実験できる
体験コーナーもあり、
食塩水や備長炭などを使った
備長炭電池」 づくりや
自分で塩の結晶を作って
ライトスコープ(顕微鏡)で
観察する「塩の結晶作り」の
実験が体験できます。
 
インストラクターのお兄さんやお姉さんが
丁寧にフォローしてくれるので、
親はただ見守っているだけ。
 
備長炭にアルミホイルと
塩水につけたキッチンペーパーを巻きつけて
 

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備長炭電池をつくって
電流が流れる仕組みを体験
 

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塩の結晶づくりも体験。
 

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ワークショップ(45分)では、
インストラクターのお姉さんやお兄さんが
目の前で実験しながら、
塩の性質をわかりやすく
解説してくれます。
 
教材的な自由研究ヒント集を
まとめたノートをもとに
 

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それを教科書がわりに
実験をすすめます。
 

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実験と解説を交えながらすすめてくれるので
小学生中学年から高学年にはちょうどよい。

 

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テーマは
「海水から塩を作るには?」
「塩水は電気を通す?」
「真水と塩水の二段重ね」
「塩水でせっけんを固める」
の4つ。
 
小学生にとてもわかりやすい内容で、
難しさはまったくなく、
面白さから実験にはいる内容や進め方、教材は
なかなか練られているプログラムです。
 
親ができることとしては
自由研究のテーマ決めの
土台をつくって筋道をつける
というお膳立てしたので、
あとは、こどもたちがまとめるだけです。
 
ってこれがまた大変な作業なんですけどね、
外注に頼りつつも、
土台となる材料があるだけで、
自由研究の課題は随分と楽になります。
 
博物館や科学館の
実験教室やワークショップは
小学生の自由研究に困っている
親のミカタです